米HBOによるドラマ版『ハリー・ポッター』でドラコ・マルフォイ役を射止めた14歳のイギリス人ロックス・プラットは、英BBCによるドラマ『LORD OF THE FLIES/蠅の王』でも重要な役を演じている。期待の子役として注目されているロックスの素顔に迫った、米Hollywood Reporterのインタビューを紹介しよう。
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BBC制作の海外ドラマ『LORD OF THE FLIES …
『蠅の王』でも重要なキャラクターを担当
巻き毛の金髪と鋭い青い目を持つロックスの外見は、映画シリーズでドラコを演じたトム・フェルトンの若き日を思わせると評されている。ロックスは短期間での飛躍について、「自分でも、どうやってここまで来たのか分かりません。2年間でこんな経験ができたのは本当に驚きです」と語っている。
BBCの『LORD OF THE FLIES/蠅の王』は、飛行機事故で無人島に取り残された少年たちが社会を形成しようとする中で、秩序が崩壊していく過程を描く物語。ロックスが演じるジャックは、狩猟や権力欲に傾倒し、集団を分裂へ導く重要キャラクターだ。彼は役作りにあたり、『時計じかけのオレンジ』のアレックスや『ピーキー・ブラインダーズ』のトミー・シェルビーを参考にしたという。「彼の歩き方や存在感を研究しました。身体的に空間を大きく使うキャラクターとして表現したかったんです」と語っている。

また、脚本家ジャック・ソーンとも役について議論を重ね、「ジャックは単なる悪人ではなく、愛情の示し方を知らない人物として描かれている」と理解を深めたという。彼は物語におけるジャックの変化について、「多くの人は“野蛮への堕落”と捉えるけど、彼は羞恥や挫折を積み重ねた結果として変化していくんです」と分析している。
撮影はマレーシアの島で行われ、過酷な環境だったが、ロックスは「撮影後に海に入ることで役をリセットできました。もし寒い場所だったら精神的にきつかったと思います」と回想。共演者たちとも強い友情を築いたと言い、「将来、みんなの結婚式でベストマンを務めるような関係になると思います」と笑顔を見せている。
そんなロックスは驚くべきことに、俳優業だけでなく脚本執筆にも取り組んでいる。すでに長編脚本を書き上げており、「まだ調整が必要だけど、物語を語ることが大好きなんです。演技だけでなく脚本や演出も学びたいですね」と語るなど、クリエイターとしての意欲も強い。
尊敬する映画人としてはレオナルド・ディカプリオやジェームズ・キャメロン、クロエ・ジャオの名前を挙げている。特に、30代でアカデミー賞監督賞に輝いたジャオについては、「俳優の瞬間を大切にして、必要な時だけ演出するスタイルにはすごく刺激をもらいます」と語り、将来的に彼らとの共演や共同製作を望んでいる。
一方、ドラマ版『ハリー・ポッター』については詳細を語れないとしつつも、「『LORD OF THE FLIES/蠅の王』とはまったく違う経験でした。半裸でマレーシアを走り回る撮影とは正反対だけど、現場の雰囲気は素晴らしかったし、(ルシウス・マルフォイ役の)ジョニー・フリンとの共演も楽しいです」とコメントしている。また、悪役タイプの役が続いていることについては、「少しタイプキャストかもしれないけど、善人役ばかりよりは面白い立場だと思います」と前向きに受け止めている。
俳優、脚本家、そして将来は監督も視野に入れるロックス・プラット。若さと才能を兼ね備えた彼が、これからどのようなキャリアを築いていくのか楽しみだ。
『LORD OF THE FLIES/蠅の王』は、2月20日(金)よりU-NEXTで全4話(字幕版・吹替版)一挙独占配信。(海外ドラマNAVI)










