今年の干支は午(うま)年! そのことにちなみ、馬にまつわる作品を、午年の順番(7番目)に合わせて7つ紹介しよう。この中の作品から、海外ドラマ&洋画はじめをしてみては?
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【2025年は巳年】ヘビにまつわる海外ドラマ&洋画5選
今年の干支は巳年! これにちなんで、年始はヘビにまつわる作品 …
『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』名馬の最期(シーズン5第7話)
エピソードタイトルから分かるように、馬が死ぬ(しかも冒頭から殺された状態で見つかる)という、やや不穏なストーリー。その馬は牧場が誇る名馬で、およそ40万ユーロの優勝賞金がかかった大きなレースに優勝候補筆頭として出るはずだった。馬を刺した凶器から、13年前のある事件が浮上。捜査を進めるラファエルたちだが、間もなく人の死体も見つかる。さらに、この事件をきっかけにアストリッドの欠落した記憶の一部がよみがえり…。
繊細で従順なのに事件に巻き込まれる馬たちの存在が不憫だが、最後に真犯人を馬が教えるところは面目躍如。少し、アガサ・クリスティーの「もの言えぬ証人」(飼い主を殺した犯人を目撃した犬が登場する)を彷彿とさせる。
子ども時代の辛い記憶を思い出して発作を起こし倒れるアストリッドと、彼女を支えるラファエルの友情にもジーンとさせられるエピソード。このシーズンを通してずっと語られてきたアストリッドの消えた記憶が、続くシーズン最終話に向けて大きく動く回でもある。
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『シャーロック・ホームズの冒険』銀星号事件(シーズン2第10話)

もともと主人公たちが馬車を使うなど日常的に馬が登場する『シャーロック・ホームズの冒険』だが、最も馬がフィーチャーされたエピソードといえば、こちらだろう。『アストリッドとラファエル』と舞台は一緒(厩舎)だが、この事件の被害者は人間(調教師)。重要なレースを控える有名な競走馬、銀星号は、被害者が殺された夜に不可解な形で厩舎から姿を消していた。馬はどこに行ったのか? そして、調教師を殺した犯人とは?
馬をはじめとした動物の本能、習性に鋭く着目したアーサー・コナン・ドイルの着眼点が光る。ホームズの有名な台詞の一つ、「あの夜の犬の奇妙な行動に注目されるべきです。(「犬は何もしなかったのに?」と反論されると)それが奇妙なのです」が語られるエピソードでもある。ホームズお得意(?)の海綿も登場。過去に暴走する馬をワトソンに止めさせるなど人使いの荒いホームズが、馬と交流する姿を見られるのは貴重だ。
人間の欲望に馬が巻き込まれるところは『アストリッドとラファエル』と同じだが、終盤にレースシーンや笑顔での乾杯もあり、爽快感漂うエンディングが味わえる。
『シャーロック・ホームズの冒険』はHuluで配信中。
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『マイ・レディ・ジェーン』
16世紀半ばにイングランド史上初の女王として即位したものの、在位わずか9日間で廃位され、大逆罪で斬首刑に処されたことから「歴史上最も悲劇的なヒロイン」と呼ばれる、16世紀中頃のイングランドの女王ジェーン・グレイの物語を、史実にユーモア&ファンタジーを加えてフィクションとして描くロマコメ『マイ・レディ・ジェーン』。現代のポップソングを頻繁に使ったりと、序盤の『REIGN/クイーン・メアリー』のように見やすい歴史ドラマとなっている。
ヤングアダルト小説をもとにしたファンタジーだけあって、登場人物の一部はほかの生き物の姿に変身することができるのだが、その中の一人が馬に姿を変えるのだ。
ここまでの設定を聞くと盛り込みすぎな印象を受けるだろうが、キャスティングの妙もあって意外とよくまとまっている。1シーズンで打ち切られた作品としては珍しく、IMDbで7.4(2025年12月25日時点)とまずまずの評価を得ていることもそのクオリティの証明になるだろう。なお、打ち切られたとはいえ、シーズン1をもって一応ハッピーエンドと言えなくもない終わり方にはなっている。
『マイ・レディ・ジェーン』はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)で独占配信中。
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アマゾンプライムで海外ドラマを見よう!おすすめをジャンル別で紹介【2025年最新版】
『レイヴン ~少女とポニーの物語~』
殺人や陰謀抜きに平和に楽しみたいなら、こちらがオススメ。親の都合でイギリスで夏の休暇を過ごすことになったロサンゼルス育ちの主人公、15歳のゾーイが、馬のレイヴンと特別な出会いをするストーリーだ。友情や恋、家族の悩みなども描かれている。基本的に一話あたり30分足らずなので、尺としても気軽に見られる。
レイヴンは美しい黒馬だが、ゾーイの祖父の自宅近くにある厩舎では誰にもなつかない野蛮な馬扱いされていた。しかし、それまで馬と触れ合ったことのなかったゾーイは、初めて会った時から不思議とレイヴンの気持ちが分かり、レイヴンも彼女の前では落ち着くのだった。そこに乗馬を固く禁じる母親や、馬泥棒騒動も絡まり…。
『レイヴン ~少女とポニーの物語~』はNetflixにて独占配信中。
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『オーシャン・オブ・ファイヤー』

ヴィゴ・モーテンセンには馬がよく似合うが、特に強い関係性を描いたのが、実話をもとにした2014年のアクション映画。本作でヴィゴが演じるのはカウボーイのフランクで、その乗馬テクニックを買われて愛馬ヒダルゴとともに、千年もの歴史を持つ競馬耐久レース“オーシャン・オブ・ファイヤー”に特別に出場することに。それは灼熱のアラビア砂漠を3000マイルかけて縦断するという究極のサバイバルレースだった…。
どこまでも続く熱砂の中、乗り手が脱落しても馬が脱落しても残された者を待つのは死のみ、ということで、決死の闘いにともに挑むフランクとヒダルゴの絆は必見! 多くのスタントを自らこなしたヴィゴは、ヒダルゴ役の馬と実際に強い絆を築いたようで、撮影後にこの馬を引き取っている。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで共演した馬も引き取った彼らしいそんな裏話も込みで、一見の価値あり。ちなみに原題は馬の名前(『Hidalgo』)で、そこからもこの映画における馬の存在の大きさが分かるだろう。
『戦火の馬』
第一次大戦を舞台に、軍に徴用されて最前線に送られた一頭の馬とその飼い主の青年との友情と奇跡の物語を描く。スティーヴン・スピルバーグ監督なのでクオリティは担保されており、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ヒドルストン、エミリー・ワトソンなどの豪華俳優も参加。ベネディクトとトムは軍服姿が見られる。
アカデミー賞撮影賞にノミネートされた映像美にも注目だ。なお、CG加工は極力使われておらず、馬の安全性を考慮してほんのわずかなシーンで使用されたのみ。「スクリーンに映し出されたものが実際に起きたものだというのは、私が最も誇りに思う点だ」とスピルバーグは述べている。
『モンタナの風に抱かれて』
今年9月に永眠したロバート・レッドフォードが1998年に監督・主演した映画。少女時代のスカーレット・ヨハンソンが準主役を演じており、共演者として監督として「俳優がやりやすい環境作りをしてくれた」「俳優としてどんなことができるかを教えてもらった」として故人に感謝していた。ちなみに、スカーレットだけでなく幼い頃のキャサリン・ボスワースも見ることができる。
乗馬中の悲惨な事故により、心身ともに深い傷を負った少女。彼女の愛馬もまた、事故のショックから凶暴な暴れ馬となってしまう。少女の未来が馬の運命と深く結びついていることを悟った母親は、馬を癒す特殊な能力を持つという伝説のカウボーイの元を訪れるのだが…。
レッドフォードのほかの監督作『リバー・ランズ・スルー・イット』のように、馬を含めた自然の美しさにも癒される。
(海外ドラマNAVI)







