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『CSI』あのオリジナルキャストが解雇された理由とは?クリエイターが明かす

2025年10月17日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

CSI:科学捜査班

『CSI:科学捜査班』の生みの親であるアンソニー・ズイカーが、あるオリジナルキャラクターが早々に殺され、別のキャラクターに置き換えられた理由について明かしている。

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美人すぎてクビに!

15シーズンわたって放送された本シリーズでは、その長い放送期間でチーム構成においていくつかの大きな変更があった。そのひとつが、シリーズ初期に登場した新人捜査官ホリー・グリブスの早すぎる死だ。ホリー役を演じたチャンドラ・ウェストはわずか2話で降板し、第2話「呪いのジャックポット」で殉職する。この出来事の裏には、製作現場の“キャスティングの政治”が関係していたという。

TV Insiderのインタビューでズイカーは当時の事情を振り返り、こう語っている。チャンドラは第1〜2話でホリー役として登場したが、ある幹部が「彼女は美人すぎる。CSIにこんなに見栄えのいい人間がいるなんて現実的じゃない」と発言し、それが原因で解雇されたというのだ。

ズイカーは「彼女をキャスティングする際、上層部の中に彼女の容姿を問題視する人物がいて、反発が起きた」と語り、撮影チームが“地味に見せる”努力までしたものの、結局はその圧力に屈する形で降板が決まったと明かした。結果としてホリーは第2話で死亡し、その後任としてジョージャ・フォックス演じるサラ・サイドルが登場することになる。

ホリーは第2話で事件の容疑者に撃たれ、手術の甲斐なく帰らぬ人になる。その死はチームに深い悲しみを残し、特にキャサリン・ウィロウズ(マージ・ヘルゲンバーガー)は彼女の死を心に刻み続ける。シリーズ後半でもホリーの名前は時折言及され、初期の犠牲者として強い印象を残した。

ズイカーは、「チャンドラの降板は確かに不運でした。彼女は視聴者の目線でCSIの世界を紹介する“導き役”として完璧なキャラクターでした」とも回想している。

一方で、この“交代劇”によってサラ・サイドルが登場し、物語は大きく発展する。サイドルはシリーズを象徴する主要キャラクターのひとりとなり、後の『CSI:ベガス』にも登場。彼女とギル・グリッソム(ウィリアム・ピーターセン)の関係性は、シリーズ全体を通して重要な軸となった。ズイカーも「結果的にサラの加入はシリーズにとって幸運だったが、チャンドラにとっては不公平な扱いでした」と語っている。

ホリーの死とチャンドラの降板は不運だったが、シリーズを新たな方向へ導くきっかけにもなり、彼女がいなければ、『CSI:科学捜査班』は今のような形になっていなかったかもしれない。

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Photo:『CSI:科学捜査班』シーズン1©︎ 2013 CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.

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海外ドラマNAVI編集部

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