2005年の放送開始以来、世界中にファンに親しまれている人気ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。続編シリーズ『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』も好調で通算19シーズン目を迎えるなか、米Business Insiderが『クリミナル・マインド』について知らなかったことを選出しているので5つ紹介したい。
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『クリミナル・マインド』マシュー・グレイ・ギュブラー演じるリードが活躍する神回【4選】
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『クリミナル・マインド』について知らなかったこと
リードの靴下の柄は左右でちぐはぐ
スペンサー・リードが劇中で左右の柄がちぐはぐの靴下を履いているのは、演じるマシュー・グレイ・ギュブラーが「揃った靴下は不運を呼ぶ」と考えているからだ。よく見ると、いくつかのシーンで左右の柄が違う靴下がチラっと覗いているのを確認することができる。
ガルシアはレギュラーキャラクターではなかった
愛されキャラの天才ハッカー兼データ捜索の達人ペネロープ・ガルシアは、カーステン・ヴァングスネスが演じ、本家シリーズでは全15シーズンに登場して続編シリーズにも続投している。
2016年にParadeのインタビューでカーステンが明かしたところによると、当初は1話だけの出演予定だったという。ところが、オフスクリーンでモーガン役のシェマー・ムーアとの相性が抜群に良かったことから、脚本家たちは彼女を再登場させ、その後レギュラーとして出演し続けることになった。
行動分析課(BAU)はFBIに実在する部署
行動分析課はFBIの架空の部署のように思えるかもしれないが、BAU(Behavioral Analysis Unit=行動分析課)は実際に存在する政府機関の一部。BAUにはFBIの専門家たちが所属しており、さまざまな犯罪者の「プロファイリング」を行い、進行中の捜査をサポートしている。
リンゴ・スターと番組のちょっとした縁
英バンド、ビートルズのドラマーだったリンゴ・スターは番組に出演したことは一度もないが、デヴィッド・ロッシ役のジョー・マンテーニャの友人だ。この縁により、ロッシのキャラクターは劇中で何度かリンゴに言及しており、彼の机の上には二人が一緒に写った写真まで飾られている。しかも、その写真は本物だという。
番組は違うタイトルになりかけていた
これほどアイコニックな犯罪ドラマシリーズに、別のタイトルが命名されていたかもしれないとは想像しにくいが、IMDbによると、『クリミナル・マインド』は当初「クワンティコ」というタイトルになる予定だったという。これは、正式に『クリミナル・マインド』に決まる前の仮タイトルだった。FBIの訓練施設が米バージニア州クワンティコに実在することに由来している。
ちなみに、『クリミナル・マインド』のデビューから10年後に始まった、FBIアカデミーが舞台の米ABCドラマは『クワンティコ』というタイトルが採用された。
『クリミナル・マインド』シーズン1~18は、Disney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)