ハリウッドスターのシルヴェスター・スタローン演じるマフィアがオクラホマ州のタルサを舞台に、自らの帝国を築き上げていく姿を描いた大人気クライムアクションドラマ『タルサ・キング』のシーズン3が、10月10日(金)よりParamount+にて独占配信開始となる。
スタローンがキャリア史上初めてドラマ作品の主演に選んだ本作を手掛けるのは、破竹の勢いでドラマ業界を席巻している“ドラマ界の帝王”テイラー・シェリダンだ。
そんなシェリダンが手掛ける作品の魅力についてスタローンは、「テイラー・シェリダンの作品が魅力的なのは都市部にいるキャラクターを描くのではなく、世間から忘れられがちな人々の心や魂をあえて描いているから。アメリカを築き上げた開拓者精神を描き、それは多くの政治、多くの困難、多くの冒険を生んで人々の心を鷲掴みにしているのです」と明かし、今最もハリウッドで勢いのあるクリエイターの一人であるテイラー・シェリダンに注目だ。
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ハリウッドスター俳優たちを魅了
1990年代後半に俳優としてキャリアをスタートさせたシェリダンは、コマーシャルやテレビシリーズを中心に出演するも脚本家に転向。脚本を担当したエミリー・ブラント主演のサスペンス映画『ボーダーライン』は、第68回米脚本家組合賞にノミネートされるなど大きな注目を集め、さらに『最後の追跡』では第89回アカデミー賞脚本賞にノミネートされ、クリエイターとしての非凡な才能が開花した。近年も数々のヒット作を生み出し続け、ドラマ界の帝王として君臨しているテイラー・シェリダン。
そんなシェリダンはアメリカ テキサス州ののどかな田舎クランフィルズ・ギャップで生まれ育ち、その文化とコミュニティを肌で感じながら生きてきたため、彼の作品では田舎が舞台になることが多い。代表作であるケヴィン・コスナー主演の『イエローストーン』では、広大な牧場が広がるアメリカ西部モンタナ州が舞台で、ビリー・ボブ・ソーントン主演の『ランドマン』では石油の発見とともに急速に成長するテキサス、ジェレミー・レナー主演の『メイヤー・オブ・キングスタウン』では、麻薬・犯罪が横行する腐敗した街を舞台に物語が描かれるように、都市部ではなく田舎や荒廃した街にあえて焦点を当てた濃密な人間ドラマが世界中から評価されている。近年は物語の舞台を田舎に設定するだけにとどまらず、大規模撮影スタジオをテキサスに開設するなど、そのこだわりをさらに追及しており、多くの作品で複数シーズンやスピンオフが製作され、ドラマ界の覇権を握っている。
地方で生きる厳しい現実をリアリティ抜群に描くストーリーと、複雑な人間関係を浮き彫りにする登場人物たちの心理描写を巧みに映し出すシェリダンの演出はハリウッドを代表するスター俳優をも魅了している。スタローンは「テイラー・シェリダンに声をかけられた時はとても光栄でした」と、初のドラマシリーズ主演作はシェリダンが手掛ける『タルサ・キング』を選んでいる。
さらにスタローンは「彼が物語の舞台に選ぶのは『男は男らしく、自然と闘い、家族を守るために全力を尽くす』という物語に説得力を持たせられる場所なんです。それがとてもドラマチックな効果をもたらしています」と語るように、本作でも大都会NY出身のマフィア ドワイト・マンフレディが片田舎のタルサに左遷され、仲間0・資金0の絶体絶命の中で“タルサの王”へと成りあがっていくという、あえて辺境の地で生きていくマフィアを描くという斬新かつドラマチックな物語が世界の心を掴んでいる。
本作でスタローン演じるドワイトはファミリーを必ず守り、時には自分の背中を仲間に預ける時代遅れながらも漢気溢れる姿を披露している。アクションスターとして世界中から愛される“ハリウッドの帝王”シルヴェスタ―・スタローンと、“ドラマ界の帝王”テイラー・シェリダンが待望のタッグを組むことで生まれる化学反応を是非堪能していただきたい。
シーズンを重ねるごとに人気が増していく『タルサ・キング』。シーズン3では“タルサの王”となったドワイトの新たな戦いが描かれ、より重厚なドラマが繰り広げられることに注目が集まっている。さらに、スター俳優のサミュエル・L・ジャクソンが登場し、スタローンと初共演を果たすことでも話題を呼んでおり、2人の演技合戦にも期待が高まる。緊迫したクライムアクションを描く全10話のドラマ『タルサ・キング』シーズン3は、10月10日(金)よりParamount+にて独占配信開始。
(海外ドラマNAVI)