2027年のリリース予定に向けて、現在撮影が行われている米HBO Maxの『ハリー・ポッター』ドラマ版。本作のキャストは、これから世界的な注目を集めることになるだろうが、その子役たちのことを“先輩”が気にしている。米Varietyが伝えた。
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『ハリー・ポッター』ドラマ版の子役のための学校が誕生へ!
大ヒットシリーズ『ハリー・ポッター』のドラマ版の撮影がついに …
ソフィー・ターナー、子役に「とても重要なこと」を伝授
一般公募となった本作のオーディションには、3万2000人もの子どもたちが参加。そこから起用されたのは、ハリー役のドミニク・マクローリン、ハーマイオニー役のアラベラ・スタントン、ロン役のアラステア・スタウトといった、ほぼ無名の新人俳優たちだ。彼らはこれから約10年という長い年月をかけて、J・K・ローリングの原作小説全7巻を1巻につき1シーズンかけて映像化していく壮大なプロジェクトで、メインキャストを務め続けることになる。まだ10歳ほどなのに大きなプレッシャーに晒されるであろう彼らを心配するのは、米HBOの『ゲーム・オブ・スローンズ』でサンサ・スタークを演じたソフィー・ターナーだ。
ソフィーがスターク家の一員に加わった時の年齢は、わずか13歳。彼女は雑誌Flauntのインタビューの中で、当時の状況を次のように振り返った。「私が『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演し始めた後、SNSの存在が大きくなり始めたの。数年間は平穏だったけど、次第に順応しなければならなくなった。それは、私のメンタルヘルスに言葉では言い表せないほど深刻な影響を与え、何度も私を壊しかけたわ」
「新しい『ハリー・ポッター』シリーズに出演する子どもたちを見ると、ただハグをして“大丈夫よ、でもSNSには絶対に近づかないで”と言いたくなるの。地元の友達との関係を大切にすること、家族と一緒に実家で暮らし続け、いつでも両親に付き添ってもらうこと。これから経験するであろう、大きくてクレイジーな世界(ショービジネス)に臨む時には、自分を支えてくれる土台を持つことが、とても重要だから」
撮影で多忙となる子役たちのため、スタジオ側は仮設の学校を用意したりと、サポート体制を整えつつあるが、昨今世界各国で問題となっているSNSの影響をはじめとした精神面のケアはどうなるのか、気になるところだ。
社会現象を巻き起こした『ゲーム・オブ・スローンズ』に約10年にわたって出演し続けた先輩の経験に基づく助言は、『ハリー・ポッター』の世界における最も強力な防衛呪文の一つ「エクスペクト・パトローナム」のように、いつか助けになるかもしれない。
『ハリー・ポッター』ドラマ版はHBOとHBO Maxで2027年リリース予定。『ハリー・ポッター』映画シリーズ全8作はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)、U-NEXT、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
世界中で大ヒット中の大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で、サンサ・スタークを演じるソフィー・ターナー。2011年の初放送当時、まだ15歳だったソフィーは、本作に出演することで女優として大きく躍進した。世間の注目を浴びながら思春期を過ごしたソフィーにとって、サンサの妹アリアを演じる共演者メイジー・ウィリア… HBOの大ヒットシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』では不快 … 『ゲーム・オブ・スローンズ』のソフィー・ターナー主演で話題を …『ゲーム・オブ・スローンズ』ソフィー・ターナー、世間の注目を乗り越えられたのはメイジー・ウィリアムズのおかげ
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— Variety (@Variety) August 26, 2025