ついに日本上陸を果たしたオーストラリアを代表する大ヒット医療ドラマシリーズ『RFDS:航空救命医療チーム』。そのシーズン3の撮影が、サウスオーストラリア州で行われ、地域経済に1,000万ドル(日本円で約15億円)以上もの巨額な経済効果をもたらしている。なぜこの人気シリーズはサウスオーストラリアを撮影地に選んだのか、そして、その制作がどのように地域に貢献したのかをご紹介しよう。
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『RFDS:航空救命医療チーム』で1,000万ドルの経済効果と450人の雇用創出! 地方を潤す一大プロジェクト
昨年、サウスオーストラリア州で撮影がスタートした『RFDS:航空救命医療チーム』シーズン3は、制作会社エンデモル・シャイン・オーストラリアにとって、同州での初の大規模プロジェクトであった。この一大プロジェクトは、同州の経済に1,000万ドルを超える貢献をもたらしただけでなく、主に地元住民を対象とした450以上の雇用を創出した。
この成功の背景には、サウスオーストラリア映画公社(SAFC)および州政府の全面的な支援がある。制作チームはアデレード・スタジオズをはじめ、ポートオーガスタのRFDS基地、そして広大なフリンダーズ山脈で撮影を敢行。フリンダーズ山脈は、ニューサウスウェールズ州にあるブロークンヒルの代役として、その雄大な自然が物語を彩るロケーションとして使用された。
オーストラリアの映像産業を牽引する人気シリーズ
『RFDS』は、2024年のローギー賞で最優秀ドラマ番組賞を受賞し、その人気と作品性の高さを改めて証明した。前作から1年後を舞台とするシーズン3では、登場人物たちが過去の決断による影響と向き合い、人生を乗り越えていく姿が描かれている。
お馴染みの主要キャスト、エマ・ハミルトン(『セルフリッジ 英国百貨店』)、スティーヴン・ピーコック(『ウォンテッド! ローラ&チェルシー』)、ロブ・コリンズ(『グリッチ』)、ジャスティン・クラーク(『IN HER SKIN/イン・ハー・スキン』)らが再び集結し、新たな物語を紡いでいく。
文化大臣のアンドレア・マイケルズ議員は、この制作開始に際して「この素晴らしいシリーズを誘致できたことは、州にとって大きな勝利だ」と喜びを語った。さらに、「このプロジェクトは、サウスオーストラリア経済に1,000万ドルをもたらし、地域の映像産業に数百の雇用を創出するだけでなく、アデレードや壮大なフリンダーズ山脈の景色を全国の視聴者に届ける素晴らしい機会になる」と、その効果の大きさを強調した。
また、サウスオーストラリア映画公社(SAFC)のCEO、ケイト・クロウザー氏も「エンデモル・シャインを初めてサウスオーストラリアに迎えることができ、非常に嬉しく思う。この制作は、オーストラリアの物語を表現するのに最適なロケーションとして、我が州の国際的な評価をさらに高めるだろう」と、産業の成長に対する期待を述べている。
『RFDS』のような大規模な制作は、単にエンターテインメントを提供するだけでなく、地域経済に多大な利益をもたらし、雇用を創出する重要な役割を担っている。サウスオーストラリアの映像産業は、このプロジェクトをきっかけにさらなる飛躍を遂げるであろう。
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