『スタンド・バイ・ミー』など数多くの名作を監督したロブ・ライナーが殺害された事件を受け、故人がメガホンを取った映画『ア・フュー・グッドメン』に出演したキーファー・サザーランド(『24 TWENTY FOUR』『サバイバー:宿命の大統領』)が、当時の撮影を振り返っている。
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ロブ・ライナーのもう一度見返したいドラマ出演【3選】
先日、ハリウッドの著名監督ロブ・ライナーが妻とともに殺害され …
撮影に丸一日かける予定だったが…
12月14日、ライナー監督と妻ミシェルはロサンゼルスの自宅で遺体で発見され、夫妻の息子ニック・ライナーが第一級殺人罪2件で逮捕された。
『ア・フュー・グッドメン』は、キューバの米海兵隊基地で起きた死亡事件を軸に、軍内部の隠蔽と士官による命令の正当性が法廷で問われる軍事法廷ドラマ。キーファーは海兵隊の大尉で、上官のネイサン・ジェセップ大佐に強く忠誠を誓ったジョナサン・ケンドリック役を演じた。
キーファーは、12月21日に米CBS Newsで放送された、ライナー監督を追悼する特別番組『Rob Reiner — Scenes from a Life(原題)』に出演。『ア・フュー・グッドメン』でジャック・ニコルソン演じるジェサップ大佐が「真実を受け入れることはできない!」と叫ぶ、あの象徴的な法廷シーンの撮影について回想した。
「誰も一言も発していませんでした。ロブがジャック・ニコルソンに近づいて、耳元で“もう一回やらないか?”と囁きました。するとジャック・ニコルソンは、“さあ、やるぞ”と言いました。それで、もう一回撮影したのですが、これも同様に素晴らしい出来でした」
当初は撮影に丸一日かける予定だったが、このシーンに満足した監督は全員を早めに帰宅させることにしたという。キーファーは、「一日中撮影する予定でしたが、ロブはみんなを見渡して“これ以上望むものはない。だから、残りの一日はみんな休んでくれ”と伝えました」と振り返った。
この追悼番組には、ライナー監督作『ミザリー』に主演したキャシー・ベイツ、『スタンド・バイ・ミー』のジェリー・オコンネル、『プリンセス・ブライド・ストーリー』のマンディ・パンティキン、『アメリカン・プレジデント』で共演したマイケル・ダグラスとアネット・ベニングも出演。その他にライナーは、『恋人たちの予感』や『シュア・シング』、『スパイナル・タップ』、『あなたにも書ける恋愛小説』なども監督した。
(海外ドラマNAVI)



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