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2025年7月24日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます
毎月大量のオリジナルシリーズを生み出しているNetflixで、2025年上半期に特に見られた海外ドラマのランキングが発表された。
判断基準は、各作品の視聴時間ではなく、ビュー数（「HOURS VIEWED（＝累計視聴時間）」を「TOTAL RUNTIME（＝1シーズンのうちの第1話～最終話までの合計時間）」で割ったものから算出した数字だ。また、同じ作品でもシーズン毎に算出している。そのため、どの作品（のどのシーズン）がその作品の尺に比例して見られたのかが分かる、より純粋なランキングとも言えるだろう。
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1位に輝いたのは、イギリス発の全4話のリミテッドシリーズ『アドレセンス』。社会問題も含んだ同作は3月のリリース直後から注目を集め、5億5510万の視聴時間をマーク。それを尺（3時間50分）で割り、「1億4480万ビュー」を記録した。今年リリースされた作品として唯一「Netflix史上最も見られた海外ドラマのトップ10」に入っただけのことはある。さらには先月エミー賞13ノミネートを果たしており、その結果によってはさらに視聴者を増やしそうだ。
韓国発の大ヒットシリーズ『イカゲーム』は、2024年12月26日にリリースされたシーズン2と、2025年6月27日配信開始のシーズン3が2・3位に。前者は視聴時間（8億4030万分）では『アドレセンス』を上回ったものの、7時間超の尺がゆえにビュー数は「1億1730万ビュー」にとどまった。シーズン3はランキングの対象期間が4日間しかなかったため、もう少し時間があればより上位につけた可能性もあるだろう。『イカゲーム』からは、2021年にお披露目となったシーズン1もトップ15入り（12位）している。
『イカゲーム』以外の継続シリーズとしては、『ナイト・エージェント』と『ジニー＆ジョージア』の新シーズン、今年リリースされ無事シーズン更新を果たした『ランニング・ポイント』と『フォー・シーズンズ』もランクイン。
『アドレセンス』と同じリミテッドシリーズからは、『ゼロデイ』『ミッシング・ユー』『セイレーンの誘惑』『アメリカ、夜明けの刻（とき）』『カサンドラ』などが入った。ほとんどが英語シリーズの中、最古のスマートホームにおけるAIアシスタントの狂気を描く『カサンドラ』はドイツ語の作品だ。
なお、トップ15のうち10本は6時間未満の尺の作品で、休日にイッキ見できるくらいの長さが人気を集めやすいのかもしれない。
ちなみに、今年披露されたものの1シーズンで打ち切られた作品、『ザ・レジデンス』と『パルス』は23位（3330万ビュー）と30位（2620万ビュー）だった。
Netflixが2025年上半期に全世界で記録した視聴時間はおよそ950億分。約940億分だった2024年下半期をやや更新しており、今年の下半期にさらに数字を伸ばすのか注視したい。（海外ドラマNAVI）
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