Netflixの視聴率測定方法の変更で改めて見えてくる“人気”シリーズは？

Netflixが視聴率の測定方法を変更し、『ウェンズデー』が『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4を追い抜くなど、歴代ランキングに変動が起きている。

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新たな測定方法とは？

米Deadlineによると、これまでにNetflixは累計視聴時間で映画や番組のランキングを決めていたが、今後より平均視聴率は「HOURS VIEWED（＝累計視聴時間）」を「TOTAL RUNTIME（＝1シーズンのうちの第1話～最終話までの合計時間）」で割った「VIEWS（ビュー）」として報告されるという。

Netflixは新しい測定方法を、歴代人気リストをはじめとするトップ10ランキングに使用するとのこと。またNetflixは、映画や様々な番組が視聴時間を伸ばす時間を十分に確保するために、測定期間を28日間から91日間に拡大した。

ランキングに変動が！

この変更により、『ウェンズデー』が『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4を追い抜き、史上最も人気のある英語番組のトップに君臨することに。一方、Netflix史上最も人気のある番組となった『イカゲーム』は相変わらずナンバーワンの座をキープしており、『ダーマー　モンスター：ジェフリー・ダーマーの物語』も3位を維持。『ブリジャートン家』は元々順位が上だったシーズン2が8位に後退し、入れ替わるようにシーズン1が4位にランクインした。

トップ10の新顔として、5位に『クイーンズ・ギャンビット』、9位に『ウィッチャー』シーズン1が食い込んだ代わりに、『LUCIFER／ルシファー』と『令嬢アンナの真実』が圏外に。

こうしたランキングの変動により、各番組の価値を改めて見直す機会となりそうだ。

また、1話の尺が短い30分枠のコメディは、累計視聴時間数で決められるランキングでは不利とされていたが、今回の変更により、日の目を見るチャンスが広がったことになる。6月8日に配信スタートした青春コメディドラマ『私の“初めて”日記』シーズン4は、6月12日～6月18日まで1150万ビューを獲得し、その週の英語TV番組チャートのトップとなり、シーズン1と3もランクインしている。

これまでランキングをチェックして視聴する番組を決めていた人にとっては、知らなかった作品との新しい出会いが待っているかもしれない。

ランキング参照元：Netflix

（海外ドラマNAVI）

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