人気ドラマ『シカゴ P.D.』シーズン13に、新たなレギュラーキャストとしてアリエンヌ・マンディ(『Lの世界 ジェネレーションQ』)が加わることが発表された。これにより、ハンク・ボイト率いるシカゴ市警察21分署の特捜班は、再びその陣容を拡大する。
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人気海外ドラマのショッキングな降板劇【6選】
海外のドラマシリーズでは、シリーズの途中、もしくはシーズンの途中に主要キャストが降板することがしばしばある。その理由は様々で、新たな仕事のためであったり、家族との時間を大切にしたいと説明されることもある。同様に、非常に残念なことではあるが、キャスト同士の不和や、現場への不満を募らせ、去ることを決断する役者も少なくない。…
アリエンヌ・マンディのこれまでの活躍
新キャストとなるマンディは、最近では、Netflixの大ヒットシリーズ『ナイト・エージェント』シーズン2でヌール・タヘリ役を演じ、その存在感を示したばかり。さらに、ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映されたガイ・ナッティヴ監督の長編映画『TATAMI』では主役を務め、演技の幅広さを見せつけた。また、残念ながら3シーズンで幕を閉じた『Lの世界 ジェネレーションQ』の主人公ダニ役としておなじみだ。

『Lの世界 ジェネレーションQ』 © 2019 “The L Word: Generation Q” Showtime Networks Inc. All Rights Reserved.
また、マンディはシリーズの生みの親ディック・ウルフが手掛けるドラマの世界にすでに登場済み。今年放送された『FBI:特別捜査班』シーズン7の第9話にゲスト出演しており、その縁もあって今回の抜擢となったのかもしれない。
シーズン12で降板したトーヤ・ターナーからのメッセージ
この新キャスト発表は、トーヤ・ターナーが演じたキアナがシーズン12をもって降板した直後のサプライズとなった。ターナーは、自身のInstagramでファンへの感謝と今後の抱負を次のように語っている。
「『シカゴ P.D.』での私の時間は終わりを迎えました。この番組は私に挑戦を与え、私を鍛え、私の本質を明らかにしてくれました。この経験を通じて、アーティストとして、そして技術面の両方で成長し、これから来るものに対する深み、明晰さ、そして勢いを持って歩み去ります。キャストとクルーの皆さんへ:毎日もたらしてくれた温かさ、笑い、寛大さに感謝します。これほどの才能と共にスクリーンとセットを分かち合えたことは光栄でした」と、ターナーは6月にファンに向けてメッセージを送った。
さらに、「ChiHards(『シカゴ P.D.』ファンの愛称)の皆さんへ:私を迎え入れ、応援し、キアナに愛を示してくれてありがとうございました。そして私を信じてくれる皆さんへ:あなたたちのサポートは私にとって世界のすべてです。これからの機会に興奮しています」と、惜別の言葉を述べていた。
新たなメンバーを迎え、ますます進化を遂げるであろう『シカゴ P.D.』シーズン13。どんな新たな事件に挑むのか、今後の展開から目が離せない。
『シカゴP.D.』シーズン1~9はHuluで配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Variety