衝撃的な実話に基づいたParamount+の海外ドラマ『ハッピーフェイス』が、配信済みの1シーズンで打ち切りとなったことが、米Varietyの報道によって明らかになった。
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父親が連続殺人犯だったら?『ハッピーフェイス』フィクションだからこそ伝えられる真実とは
もしも、15歳の時に自分の父親が連続殺人犯だったと知ったら? …
悪名高き「ハッピーフェイス・キラー」の闇
本作は、1995年にメリッサ・ムーアが自身の父親であるキース・ハンター・ジェスパーソンこそ、世間を震撼させた「ハッピーフェイス・キラー」だったことを知るという、あまりにも過酷な実話を描いた作品。iHeartPodcastsの同名ポッドキャスト、そしてメリッサがM. ブリジット・クックと共著で執筆した自伝「Shattered Silence(原題)」を原作としている。
全8話からなるシリーズは今年3月20日から配信が開始。物語は、メリッサが成人後に名前を変え、父親から距離を置こうと懸命に努力する姿を追う。過去と向き合う中で、「父親が被害者の家族に与えた影響を知り、自分自身のアイデンティティと向き合わなければならなくなる」という、深く重いテーマが描かれている。
実力派キャストが熱演
主人公メリッサを演じたのは、『マスターズ・オブ・セックス』で知られるアナリー・アシュフォード。そして、彼女の犯罪者である父親キースを、『オーロラの彼方へ』などで数々の名演を見せてきたベテラン俳優デニス・クエイドが演じた。
共演者も実力派揃いだ。『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のデイモン・ガプトン、『暴走地区-ZOO-』のジェームズ・ウォーク、『ウイニング・タイム -レイカーズ帝国の誕生-』のタメラ・トマキリ、『ポニーシッター・クラブ』のカイラ・アインらが名を連ね、物語に深みを与えていた。
さらに本作のショーランナーは、ゴールデン・グローブ賞などの数多くの賞レースを獲得してきた大人気ドラマシリーズ『グッド・ワイフ』を手掛けたロバート・キングとミシェル・キングが務める。
残念ながら1シーズンで打ち切りが決まった『ハッピーフェイス』はParamount+で独占配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Variety