『ビッグバン★セオリー』新スピンオフがシリーズ化決定！詳細も明らかに

米HBO Maxで企画が立ち上がった大人気ドラマ『ビッグバン★セオリー　ギークなボクらの恋愛法則』の第2弾スピンオフ『Stuart Fails to Save the Universe（原題）』が、正式にシリーズ化されることが明らかとなった。米Varietyが報じている。

マルチバースにより本家キャラの別バージョンが登場

先月、このスピンオフ第2弾でも本家に引き続きクリエイターを務めるチャック・ロリーが「たくさんCGIを使うつもりだ」と語っていたが、その発言から噂されていた通り、このシリーズではマルチバースが描かれることがこの度明らかとなった。以下が、『Stuart Fails to Save the Universe』の公式概要となる。

「コミックショップのオーナー、スチュアート・ブルームは、シェルドンとレナードが作った装置を壊してしまい、誤ってマルチバースのハルマゲドンを引き起こし、現実を修復する任務を負うことに。この冒険でスチュアートは、恋人のデニースと地質学者の友人バート、そして量子物理学者で面倒くさいバリー・クリプキの手を借りる。旅の途中で彼らは、『ビッグバン★セオリー』で知られる愛すべきキャラクターたちの別バージョンに出会う。タイトルが示唆する（「スチュアートは世界を救いそこねる」）ように、物事はうまくいかない」

スチュアート役でケヴィン・サスマン、恋人デニース役でローレン・ラプカス、エイミーに想いを寄せていた地質学者のバート役でブライアン・ポーセン、バリー役でジョン・ロス・ボウイが本家から復帰。この4人が、“『ビッグバン★セオリー』で知られる愛すべきキャラクターたちの別バージョン”に出会うというから、本家からさらなるキャストの復帰が期待できそうだ。

ロリーとともに本家シリーズを手掛けたビル・プラディと、『ALPHAS／アルファズ』のザック・ペンがクリエイター・製作総指揮に名を連ねる。

ロリーは、本家や第1弾スピンオフ『ヤング・シェルドン』とは大きくコンセプトが異なる今回の第2弾について、「自分の安全地帯から抜け出すような、何か過激なことをしたかったんです。『ビッグバン★セオリー』の登場人物たちが愛して憎み、議論したであろうことをね」と述べた。

一方ペンは、ロリーから第2弾スピンオフにリクルートされた経緯をユーモラスに語っている。アマゾンの熱帯雨林で精神的探求の旅をしていた時に、「『ビッグバン★セオリー』のキャラクターたちが観たくなるような番組を一緒に作らないか」というロリーのメモをつけた伝書バトが飛んできたというのだ。同時にロリーは、北極の氷の中で盾を胸に抱えて凍っていたビル・プラディを探し出すために、遠征隊も送り出していたという。こうしてチームが結集したとし、「こんな素晴らしい人たちと仕事ができて、これ以上ないほど光栄です」とペンはコメントした。

なお、スピンオフ第1弾『ヤング・シェルドン』から生まれた新ドラマ『Georgie & Mandy’s First Marriage（原題）』は、昨年秋に米CBSにてリリースされるとユニバースのほかの作品と同じく好評を博し、今年シーズン2の放送が予定されている。

『ビッグバン★セオリー』全12シーズンは、Amazon Prime Video（アマゾンプライム）、Hulu、
U-NEXTにて配信中。（海外ドラマNAVI）

'Big Bang Theory' Spinoff 'Stuart Fails to Save the Universe' Ordered to Series at HBO Max https://t.co/EmcnmzA9RL

— Variety (@Variety) July 9, 2025

参考元：米Variety①、Variety②