
これまでタイトル未定で進められてきた『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』新スピンオフの作品名がついに判明した。米Deadlineが報じている。
「スチュアートは世界を救いそこねる」?
米CBSで2007年から2019年まで12シーズンにわたって続いた『ビッグバン★セオリー』。米Maxが手掛けるスピンオフ第2弾は、2023年4月に本家のクリエイター、チャック・ロリーによって明かされたが、その後キャストが徐々に発表されるにもかかわらずタイトルは不明のままだった。
しかし企画発表からもうすぐ2年となるこの度、『Stuart Fails to Save the Universe(原題)』というタイトルになることが明らかに。直訳すると「スチュアートは世界を救いそこねる」という意味となり、キャストの一人としてすでに発表されていたコミックストアの店員スチュアート(『アグリー・ベティ』のケヴィン・サスマン)が主役となるようだ。
ケヴィン演じるスチュアートは本家シーズン2第20話「木曜は何でもありの法則」で初登場。その後は毎シーズンで姿を現すようになり、のちにレギュラーへ昇格。最終的な出演回数は84に上った。キャスト発表時に真っ先に名前が報じられたこともあり、彼がこのスピンオフの主役となり、スチュアートのコミックストアが主な舞台になるのではと噂されていたが、ファンの予想は少なくとも半分は当たっていたようだ。
『Stuart Fails to Save the Universe』には、スチュアート役のケヴィンのほかにも、スチュアートの恋人デニース(『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のローレン・ラプカス)、エイミーに片思いしていた地質学者バート・キブラー(『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』のブライアン・ポーセン)、プラズマ物理学者バリー・クリプキ(『フィール・グッド』のジョン・ロス・ボウイ)と、本家でおなじみの面々が登場する。
今のところまだ制作は正式決定していないものの、『ビッグバン★セオリー』の生みの親であるロリーが、ザック・ペン、ビル・プラディとともに脚本を共同執筆し、製作総指揮も務める予定だ。
全米視聴率ランキングのトップ10常連だった『ビッグバン★セオリー』は、その後どんどんユニバースを広げている。シェルドンの子ども時代を描いたスピンオフ第1弾『ヤング・シェルドン』が2024年に7シーズンで終了すると、その『ヤング・シェルドン』の後日譚『Georgie & Mandy's First Marriage(原題)』が入れ替わりに始まっている。今回のユニバース4作目はようやくタイトルも決まったが、無事ファンにお披露目されるのだろうか。
『ビッグバン★セオリー』全12シーズンは、Amazon Prime Video、Hulu、U-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
EXCLUSIVE: 'The Big Bang Theory' spinoff on Max is untitled no more — and it’s good news and bad news for Kevin Sussman’s Stuart Bloom character.
The series, which remains in development, will be titled 'Stuart Fails To Save The Universe' https://t.co/OINsGYsVtz
— Deadline (@DEADLINE) March 19, 2025
参考元:米Deadline