全世界を興奮と歓喜で満たし、社会現象を巻き起こし続けてきた空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」。映画やドラマ、アニメーション作品など、ジョージ・ルーカスが生んだ銀河は未だ広がり続けている。そんな「スター・ウォーズ」シリーズの全9エピソードはもちろん、その壮大なサーガから繋がる数々の物語を描くアニメーション作品やオリジナルドラマシリーズが、Disney+（ディズニープラス）にて配信中。
はるか彼方の銀河系の物語を描く「スター・ウォーズ」シリーズの6作目であり、ジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカーが、シスの暗黒卿ダース・ベイダーに変貌する衝撃のラストを描いた『スター・ウォーズ／シスの復讐（エピソード3）』。2005年5月19日に全米で公開されるやいなや大きな話題を呼んだ本作は、同年7月9日に日本でも公開を迎え、映画史に残る“衝撃の結末”が日本中を震撼させた。
今年5月には、4日間限定で本作が特別再上映されるなど改めて注目を集めている本作の公開20周年を記念して、映画史に残る悲劇の物語「シスの復讐」について振り返る。
※以下、作品のネタバレを含みます。
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社会現象を巻き起こし続けてきた空前のエンターテイメント『スタ …
アナキンがダークサイドへ…
新三部作の“悲劇の核心”とも言える本作の主人公は、ジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカー。若きアナキンは共和国を陰から蝕むダース・シディアスの陰謀に巻き込まれ、愛する妻パドメの命を守りたい一心でダークサイドに堕ちてしまう。“選ばれし者”であったはずの彼が、シスの暗黒卿ダース・ベイダーへと堕ちてゆく瞬間が壮絶なアクションとともに描かれる本作だが、特にクライマックスで描かれるかつての師であり兄弟同然だったオビ=ワン・ケノービとの死闘はシリーズ屈指の名場面として語り継がれている。
火山惑星・ムスタファで繰り広げられたこの子弟対決は、「スター・ウォーズ」シリーズで初めて同じ色のライトセーバー同士がぶつかり合った伝説の一戦。自分が手塩にかけ育てた弟子であるアナキンから「あんたが憎い！」と恨みと憎しみをぶつけられたオビ=ワンは、「弟だと思っていた！愛していた！」と悲痛な言葉を残し、マグマに飲み込まれていくアナキンを見捨て立ち去る。
その後、アナキンが「スター・ウォーズ」シリーズ屈指の悪役ダース・ベイダーとなるまでが描かれ、その悲劇の結末が世界中に衝撃を与えた。アメリカでは一般公開日が平日だったため、仮病などで仕事を休んで映画館に行く観客が続出しアメリカ経済に大きな損失を与えたと言われるほどの社会現象を巻き起こした本作は、日本でも公開初日から劇場に熱心なファンが詰めかけ大きな話題を呼んだ。あのアナキンがダース・ベイダーになる瞬間を見届けようと、シリーズファンはもちろん、初めて「スター・ウォーズ」を劇場で観る若い世代も集結し、まさに社会現象となった。
『スター・ウォーズ／シスの復讐（エピソード3）』ディズニープラスにて見放題独占配信中
（C）2025 Lucasfilm Ltd.
そんな歴史的な名作の誕生から20年が経つ今も、「スター・ウォーズ」の物語を彩る個性的なキャラクターは世界中で愛され、映画やオリジナルドラマシリーズ、アニメ-ションシリーズなど「スター・ウォーズ」の銀河は広がり続けている。今年4月に幕張メッセで開催されたSW最大の祭典「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」には国内外から約10万人のファンが大集結！ アナキン／ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンも来日し、会場に集まった大勢のファンたちから誕生日を祝福されるなど、大きな盛り上がりを見せた。
今後は『スター・ウォーズ／マンダロリアン・アンド・グローグー』（2026年5月22公開）や、ライアン・ゴズリングが主演を務めるショーン・レヴィ監督作『スター・ウォーズ／スターファイター（原題）』（2027年5月28日全米公開）のほか、現在の「スター・ウォーズ」のタイムラインにおいて、旧三部作の25,000年前に遡って“過去”を描く映画、“現在”を舞台に帝国残党と新共和国の間で激化する戦いを描く映画、そして『スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け（エピソード9）』から15年後を舞台とした“未来”の物語を描く映画の3つの新作映画も控えるなど、「スター・ウォーズ」の熱狂は勢いそのままにまだまだ広がり続けている。
「スター・ウォーズ」の歴史の中でも屈指の衝撃作『シスの復讐』の公開20周年をきっかけに、「スター・ウォーズ」ファンはもちろんまだ観たことがない人も是非楽しんでいただきたい。各「スター・ウォーズ」シリーズ作品はディズニープラスにて配信中。（海外ドラマNAVI）
