Amazonの人気ドラマ『BOSCH/ボッシュ』のスピンオフ第2弾『バラード 未解決事件捜査班』に主演するマギー・Qが、自身が演じる主人公レネイ・バラードの信念などについて語っている。
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ハリー・ボッシュの信念に辿り着こうとする主人公
7月9日(水)より配信開始となる『バラード』は、未解決事件捜査班を率いるレネイ・バラードが、冷酷な連続殺人犯を追う中で殺人と汚職が絡み合う闇に飛び込み、自らの信念を揺るがす警察内部の陰謀を暴いていく姿を描く。
米TV Lineのインタビューで、主演のマギーがバラードに対する想いを語っている。バラードの信念を表す言葉は「どこまでも掘り下げろ」で、彼女が小さなスコップをキーリングに付けているのもその言葉を象徴しているからだとマギーは明かす。
マギーにとって、バラードは単なる事件を追う刑事ではない。彼女は、ハリー・ボッシュの信念である「誰もが重要か、誰も重要ではないか」という核心に、バラードも少しずつ辿り着こうとしていると説明している。「彼女は真実を探し求めて進み続け、掘り続けることを常に自分に言い聞かせています。十分に掘り下げたと思っても、さらに掘り下げるのです。まさに彼女は、“誰もが重要か、誰も重要ではないか”という問いに突き当たっているのだと思います。なぜなら彼女にとっては、誰もが大切な存在だからです」
こうした姿勢は、バラードが未解決事件に挑む姿勢にも表れている。一見すると緊急性の低い仕事に見えるが、実はそうではない。「見た目は静かでも、(被害者の)家族はずっと誰かが答えを見つけてくれるのを待っています」と指摘する。さらにマギーは、役作りの一環として実際に現場の刑事たちを取材し、彼らが遺族の苦しみを他人事ではなく個人的に深く受け止めていることに強く心を打たれたという。
また、共演者とのタイナミズムについては、バラードの要請で警察に復帰する慎重な性格の元警官サミラ・パーカー(『インセキュア』のコートニー・テイラー)との友情や、バラードを助けるために引退を撤回した旧知の仲であるトーマス・ラフォント(『ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言』のジョン・キャロル・リンチ)との絆を楽しみにしているとのこと。
そして、『バラード』の見どころの一つが、マギーがかつて主演したアクションドラマ『NIKITA/ニキータ』のキャストとの再会だ。『バラード』には、『NIKITA』でライアン・フレッチャーを演じたノア・ビーンが市議会議員役で登場する。この役には3人の俳優が候補に挙がっていたが、マギーが「ノアなら、この役を完璧に演じられるはず」と推したのだとか。
「彼は見事に演じきり、役を獲得しました。予告編にも彼が登場しているので、“ちょっと待って。ニキータとライアン・フレッチャーが復縁したの?”と多くの人が驚いていました。あれはちょっとクールでしたね」と笑いながらコメントした。
マギーが優秀なレネイ・バラード刑事役で主演する『バラード 未解決事件捜査班』は、7月9日(水)にAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信スタート。(海外ドラマNAVI)
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参考元:米TV Line