『ゲーム・オブ・スローンズ』の後継者的作品とも言われ注目される英BBCの新作歴史ドラマ『King and Conqueror（原題）』に出演するジェームズ・ノートンが撮影中に骨折していたことを明かした。
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本作は1066年を舞台に、ウェセックス王国のハロルド2世とノルマンディー公ウィリアムの激突を描く歴史劇。実際の王位継承戦争を下敷きに、王家の血統争いやダイナスティックなドラマ、壮大な中世の戦闘シーンを大規模予算で再現する。
ハロルド役を演じるジェームズは、アイスランドでのリハーサル中に馬から落ちて鎖骨を折ったとQ＆Aイベントで語った。
ジェームズによれば、骨折は撮影自体に影響はなかったものの「かなり痛かった」という。「後半の撮影や戦闘シーンでは本当に大声で叫んでいて、その叫びはかなりリアルだった」と語っている。「大変ではあったけれど、クルーが驚くほど素早く効率的に対応してくれて、撮影に支障はなかったんです」と明かす。
また、『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェイミー・ラニスター役で知られる共演者のニコライ・コスター＝ワルドーは、プロモーション中ずっと「ジェームズが鎖骨を折ったことを言いたくて仕方なかった」と付け加えた。
撮影終了後には休養をとり、現在は完治している様子。ジェームズは撮影の裏側について率直に語っており、当初はハロルドを討ち取るウィリアム役を希望していたが、HBOの介入で叶わず、ウィリアム役はニコライが務めることになったという。
本作にはクレマンス・ポエジーやエミリー・ビーチャムも出演。ヘイスティングズの戦いで激突する二人の男を軸に、人々や王朝、歴史を形作った出来事を描く。
注目の『King and Conqueror』は、英BBCで8月24日（日）より放送開始。アメリカではPrime Videoで配信され、複数の地域ではHBO Maxが権利を獲得。Paramount Global Content Distributionが世界販売を担当する。
（海外ドラマNAVI）
