
Netflixで配信が開始したリミテッドシリーズ『セイレーンの誘惑』。作品の衝撃的な結末と続編の可能性について、主演のメーガン・フェイヒーが心境を語った。
(※本記事にはの結末に関するネタバレが含まれます。)
“型破りなヒロイン”の魅力
『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』や『理想のふたり』、『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』などの注目作で活躍中のメーガン。本作で演じたのは、これまでのイメージとは一線を画す、型破りな女性デヴォンだ。
「デヴォンは、私がこれまで演じた中でも特にお気に入りのキャラクター」と語るメーガン。「周囲の状況に左右されず、常に自分らしくいる姿にすごく解放感を感じた。思ったことをそのまま口にするし、人がどう思うかなんて気にしない。私自身とはまったく違うタイプ」
本作は『メイドの手帖』のモリー・スミス・メッツラーが手掛けるダークコメディ。デヴォンは病気の父を抱え、疎遠だった妹シモーヌ(ミリー・アルコック)に会うため謎の豪邸を訪れる。妹は大富豪ミカエラ(ジュリアン・ムーア)の秘書として暮らしており、デヴォンは彼女に不信感を抱く。
異なる世界に生きるデヴォンとミカエラは、妹との関係などをめぐり衝突。メーガンはジュリアンとの共演を「夢のようだった」と語る。
「彼女に向かって罵倒するなんて信じられない体験。でも本当に寛大で、最高の共演者だった」と振り返る。
続編への意欲も
ラストでは、敵対していたデヴォンとミカエラが無言の理解を交わし、別々の道を歩む。「誤解から始まった二人が、お互いを認め合う瞬間はとても感動的だった」とメーガン。
本作は、リミテッドシリーズとして制作されたものの、メーガンは「続きがあるならやりたい」と前向きだ。「特にミカエラのその後が気になる。新たなストーリーが描ける可能性はあると思う」と語る。
(海外ドラマNAVI)
『セイレーンの誘惑』はNetflixにて配信中
Photo:©Netflix/Courtesy Everett Collection