『NCIS』シーズン22フィナーレ、壮大な陰謀が明らかに!死亡するキャラクターは?

大人気犯罪捜査ドラマ『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』のシーズン22最終回では、長年続いた潜入捜査の裏で進行していた壮大な陰謀がついに明らかになった。

(以下、シーズン22のネタバレを含みます)

 

衝撃のラストシーンの真意とは

シーズン22の最終回で、これまで裏で動いていた陰謀が明らかになった。元司法省ガブリエル・ラロシュ(シーマス・デヴァー)は、実は麻薬カルテル「ネクサス」の内通者としてNCIS副長官に就任していたのだ。彼はニック・トーレス(ウィルマー・バルデラマ)の潜入捜査を故意に台無しにし、自らスパイの地位を得ていた。

ネクサス壊滅のため、パーカー(ゲイリー・コール)はしぶしぶ犯罪組織のボス、カーラ・マリーノ(レベッカ・デモーネイ)と手を組む。だがその道中、FBI護衛の一人が偽物で、運転手が射殺される。カーラは息子を過去に亡くした経緯を語りながらパーカーを銃で脅すが、彼を殺すことなく立ち去る。

しかしその夜、パーカーの父・ローマンが自宅で射殺された状態で発見される。傍らにはワイングラスと、カーラのものと思しき口紅の跡が残されていた。さらにジミーからは、パーカーの母の死亡証明書に不審な点があると報告される。

この一連の事件が、今季通して描かれてきた“リリーの謎”と繋がっている可能性も浮上した。

ウィルマー・バルデラマが事前に語っていた「衝撃的な展開」と予告していたが、これはパーカーの父の死を指していたという。

製作総指揮のスティーヴン・D・バインダーは、「彼(パーカー)にとっては本当に衝撃的な出来事だった。長年の宿敵、カーラとの間にはそれ以上の何かがあった可能性すらある」と語っている。

謎の女性リリーは誰なのか?

同じくフィナーレで匂わされたのが、シーズン21以降引きずられてきた“リリーの謎”との関連性だ。パーカーの母の死亡証明書の不審点、そして父の死の現場に残されたワイングラスの口紅──これらが一連の事件とどう繋がるのか、ファンの間で考察が飛び交っている。

バインダーは「リリーの正体は、今後の物語の鍵になる可能性がある」と語りつつ、次のシーズンでは従来のような“時間の経過”は省き、謎が熱を帯びたまま物語が続く構想を明かした。

また、ラロッシュ副長官の退任後、マクギーがその後任に就く可能性についても言及されたが、「その職が本当に空いているのか?」「マクギー自身がそれを望んでいるのか?」といった点が今後の焦点となるようだ。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~21はHuluで配信中。(海外ドラマNAVI)

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