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念願の韓国撮影!ダニエル・デイ・キム、『バタフライ』で叶えた故郷への想い

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『バタフライ ~追う者と追われる者』

『LOST』『HAWAII FIVE-0』などで人気を博し、ハリウッドでアジア系を代表する俳優となったダニエル・デイ・キムが、Amazonの主演アクションドラマ『バタフライ ~追う者と追われる者~』で叶えた故郷への想いを語っている。

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ソウル名誉市民に選出!故郷への深い想い

ダニエルは自身の家族のルーツを通じて韓国と深いつながりを感じており、その思いは韓国側からも温かく受け止められている。ちょうど1年前にダニエルは、ソウル市長の呉世勲とソウル・フィルム・コミッションから「ソウル名誉市民」の称号を授与された。

韓国語の実用的な知識があるというダニエルは7ヶ月にわたった韓国ロケについて、大規模な現地スタッフを雇い、韓国文化を細部に至るまで忠実に表現するよう細心の注意を払ったという。食文化から各地方の方言やアクセントに至るまでだ。

米Deadlineのインタビューで、「韓国の料理は地域ごとに違うし、人々も違います。イタリアと少し似ていて、行く場所によって方言やアクセントが違うんです。韓国そのものが作品の登場人物の一人なんです」と語っている。

韓国全土での大規模撮影!故郷・釜山への想いも

本作のロケは韓国全土で20以上の都市に及び、ソウルの高層ビル群だけでなく、山あいの風景や田園地帯を映せたことが嬉しかったという。「私が生まれた釜山でも撮影できたのは本当に嬉しかったですね」と付け加えている。

また釜山での撮影に加え、ソウルから南東に位置する安東もお気に入りの撮影地のひとつだという。「安東での撮影は本当に気に入りました。第1話でSUVが小川を渡るシーンがありますが、あれは実際に撮影地に行くために通らなければならなかった道そのままなんです。川に迫る山々の景観は本当に美しくて、夜には幻想的な霧が立ち込めて、夜間撮影に不思議な雰囲気を与えてくれました。その時に、“普通ならスタジオが大金を払って作り出すような効果なのに、自然に手に入ってしまった”と言ったのを覚えています」

韓国の“食文化”に込めた家族への愛

製作にあたり、韓国の食文化を特に意識したそうだ。「食は韓国文化にとって非常に重要な要素です。だから作品でも、食を文化の一部としてしっかり描きたかったんです」と語った。

『バタフライ ~追う者と追われる者~』

第1話で主人公ジョンがホットク(韓国の甘いパンケーキ)を作る場面について、「彼にとって料理は愛情表現なんです」と説明し、こう続けている。「韓国から移住してきた家庭で育ったので、“愛している”という言葉はあまり言われませんでした。でも両親が愛情を示す方法は、私がお腹を空かせていないか尋ねたり、帰宅したらすぐにご飯を作ってくれたりすることでした。その“愛の言語”を作品に取り入れたかったんです」

ダニエルの故郷への想いがたっぷり詰まった『バタフライ ~追う者と追われる者~』は、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:Deadline

Photo:© Amazon Content Services LLC

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海外ドラマNAVI編集部

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