『NCIS』シーズン22、パーカーの過去が明らかに!夢で見た少女との関係は?

人気犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン22で、オールデン・パーカー(ゲイリー・コール)の悲劇的な過去と、彼の夢に現れていた少女リリーについての謎がついに明かされる。

 

(以下、ネタバレを含みます)

母親の死について真実を知る

パーカーは、シーズン21のフィナーレで命にかかわる怪我を負って以降、リリーという少女を夢で見るようになる。

米CBSで3月24日(月)に放送されたシーズン22の第15話「Moonlit(原題)」で、パーカーはジミー・パーマー(ブライアン・ディーツェン)にリリーのスケッチを依頼する。

完璧に出来上がったスケッチを手に、パーカーは父親のローマン(フランシス・X・マッカーシー)とビデオ通話をする。これまで何度かリリーについて質問をしてきたものの、記憶にないと言われ、今度はスケッチを見せることで思い出してもらおうとしたのだ。それでも、答えは変わらなかった。

しかしその後、ローマンはパーカーの家を訪れ、母親についての真実を語り始める。母親は脳卒中で亡くなったと伝えられていたが、それは事実ではなかったのだ。

実際には、ある日、幼きパーカーを連れ回していた母親は酔った状態で帰宅。「友人の家にいた」と言う彼女を見て、ローマンは浮気を疑ったが、それ以上に激怒したのは、彼女が息子を車に乗せて飲酒運転をしていたことだった。二人は激しく口論し、最終的に母親は家を飛び出した。

その後、保安官が訪れ、彼女が事故死したことを告げる。車は木に激突し、即死だった。ローマンが「もう帰ってくるな」と叫んだのが、彼女に向けた最後の言葉になった。海軍に勤め転勤の多い生活を送っていたローマンは葬儀を開かず、子供たちを守るために「母は脳卒中で亡くなった」と嘘をついていた。

エピソードの終盤、パーカーは母親の死に関する記事をオンラインで検索し、「エレノア・パーカー、38歳、事故死」という記事を見つける。警察の報告によれば、ブレーキ痕はなく、制限速度を大幅に超えていたと推測される。そして、記事の写真を拡大すると、そこには事故の目撃者の一人で現場に立つ少女リリーの姿が映っていた。

母の死の真実を知ったパーカー。しかし、リリーの存在が示すものはまだ謎に包まれている。彼の過去は、さらなる驚きを秘めているのかもしれない。

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン22は、Dlifeにて毎週水曜22:00より日本初放送中。(海外ドラマNAVI)

 

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