
5月5日(月)にアメリカでフィナーレを迎える『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン22。その最終話で、とても身近な誰かが最期を迎えることになる、と米TV Lineが報じている。
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ウィルマー・バルデラマが「心が張り裂ける死」を予告
米CBSの朝番組『CBS Mornings(原題)』に出演したニック役のウィルマー・バルデラマが『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン22のフィナーレについて重大な発言を行った。
ウィルマーによれば、フィナーレでは「私たちにとってとても身近な誰か」が、「地を揺るがす、本当に胸が張り裂けるような」死を迎えるという。さらに、『Live With Kelly & Mark(原題)』に登場した際にも、この死が「シーズン23のトーンを決定づけるものになる」と明言しており、シリーズの転換点となる重要なエピソードになることが確実である。
ウィルマーは、亡くなるキャラクターについて「今週の事件の被害者ではない」と強調しており、現在のメインキャスト、あるいはかつての重要キャラクターである可能性が高い。
シーズン15以来の“主要キャラの死”?『NCIS』に再び試練の時
『NCIS』では、2023年に亡くなったデヴィッド・マッカラムの演じたドナルド・“ダッキー”・マラードが、シーズン21第2話で劇中でも別れを告げたのが記憶に新しい。だが、シリーズの本編ストーリー上で重要キャラクターが命を落とす描写は、実にシーズン15以来となる。
当時はMI6エージェントのクレイトン(ドウェイン・ヘンリー)が、アビーを強盗から守るために銃撃されて死亡した。今回もそれに匹敵する、あるいはそれ以上の衝撃的展開が予想されている。
ファンが注目する“死の候補”はこの3人──TV Line読者投票より
米メディアによるファン投票では、以下の3名のキャラクターに「フィナーレで命を落とすのではないか」との予想が集中している。
エレノア・“エリー”・ビショップ
シーズン18終盤、秘密任務に就くために静かにワシントンD.C.を去って以降、画面に姿を見せていない。だが、仮に彼女が劇中で命を落とすことになれば、かつての恋人であるニックには計り知れない精神的打撃を与えるはずである。実際、彼はエリーの突然の退場以来、どこか浮ついた精神状態が続いていた。
レオン・ヴァンス
長年にわたりNCIS所長を務めてきたヴァンス。現役キャラクターの中では最古参の一人であり、その死はシリーズ全体に暗い影を落とすことは避けられない。また、ヴァンスのポストが空席になれば、マクギーらの昇進が現実味を帯びてくる可能性もある。
オールデン・パーカー
現在のチームリーダーであるパーカーもまた、“死の候補”として多くの声が上がっている。というのも、シーズン22のフィナーレでは彼を中心とした複数のストーリーラインが収束しつつあり、劇的な展開が期待されているからだ。また、公開済みのプロモーション映像では、パーカーが膝をつき、頭に銃を突きつけられている衝撃的な場面も確認されている。
さらに、ベテラン俳優であるゲイリー・コールが、長期シリーズ出演を継続するかどうかという点でもファンの間で疑問の声が上がっており、キャスト交代の可能性も完全には否定できない。
シーズン23へ向けて──誰が生き残り、誰が去るのか?
果たして命を落とすのは誰なのか。そして、残されたチームメンバーはそれをどう受け止めていくのか──シーズン22のラストが、シリーズに新たな風を吹き込むことは間違いない。『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン22の最終話は米CBSで5月5日(月)放送。日本では、シーズン1~21は、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)