『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン2はあの祝日を描く!
Photograph by Warrick Page/Max

米Maxオリジナルドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン2の制作がすでに動き出している。製作陣がドラマの舞台に“アメリカのある祝日”を選んだことを明かした。米Deadlineが伝えている。

シーズン2の舞台はシーズン1の10ヵ月後

これは、4月5日(土)にロサンゼルスで開催されたDeadline主催のイベント「Contenders TV」でクリエイターのR・スコット・ゲミルが発表したもの。ゲミルは、一緒に登壇したプロデューサーたち、『ER 緊急救命室』時代からタッグを組んでいるジョン・ウェルズ、主演も兼ねるノア・ワイリーとともに、先月更新されたシーズン2の構想を語った。

『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』は、アメリカ・ピッツバーグにある架空の救命救急センターで働く医療スタッフたちの一日(15時間)を、一話一時間のリアルタイムで描くドラマ。

シーズン2も、とある一日を一日一時間のリアルタイム進行で描くというスタイルは変わらない。今度の一日は、シーズン1最終話から10ヵ月後となるアメリカの独立記念日(7月4日)の15時間で展開するという。

キャストに求めるのは「創造力と情熱と協調性」

イベントの中で、ノアはシーズン2のキャスティングに言及。「小道具の扱いに慣れていて、チームワークを大切にできる人を求めています。創造力と情熱があり、エゴのない方が理想です。素晴らしい仲間たちが、ワクワクしながら集まってくれています」

『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』の魅力の一つは、エキストラや脇役も長期間現場に参加するという点。ストーリーが一日の出来事を絶え間なく描く形式で進行するため、第1話に登場した人物がそのまま終盤まで継続して姿を見せることも珍しくない。

「待合室の場面に一瞬登場した俳優が、終盤で重要なシーンを演じることもあります。最初の4、5話でまともな出番のなかった俳優が、最終的に重要な役どころを得ることもあります。だから、レギュラー陣を含め、全員がずっと現場にいるんです」と、ウェルズは明かした。

また、リアルタイム進行のスタイルを崩さぬよう、撮影中はスタッフもスクラブ(医療用ユニフォーム)を着用しているという。ノアは「メインキャストも背景チームも関係なく、全員が一つの“カンパニー”。まさに没入型の現場です。非常にユニークな制作スタイルですが、きっと特別な体験になっているはずです」と続けた。

『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン1は、U-NEXTにて独占配信中。シーズン1最終話は4月11日(金)10:00リリース予定。

(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline