『ザ・ピット』ノア・ワイリー、『ER』キャストを登場させたい

ノア・ワイリーが米MAXオリジナルドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』にて再び医療現場へと舞い戻ってきた。そして、もしも彼の思い描いた通りのことが実現するのであれば、かつての代表作『ER 緊急救命室』キャストとの再共演を観られる日がやって来るかもしれない。米Peopleが報じている。

ジョージ・クルーニーのためにNYへ!

『ザ・ピット』は、アメリカ・ピッツバーグの救命救急センターの一日を舞台に、一話一時間のリアルタイムで医療の最前線を描き出す、本格医療ドラマ。

米Entertainment Tonightの動画内でノアは、医療ドラマの金字塔を打ち立てた名作『ER』のキャストについて言及。現在でも、連絡を取り合っている共演者がいることを明かしたという。そんなノアは近日中に、ある共演者と再会を果たすことになっていると話す。

「ニューヨークへ行って、ジョージ・クルーニーのブロードウェイデビューを祝福するつもりなんだ」

かつて『ER』にてダグラス・ロス医師役を演じたジョージは、2005年に自身がメガホンをとった映画『グッドナイト&グッドラック』の舞台版で、この春ブロードウェイデビューを果たすことが決まっており、その晴れ舞台を観劇するために、ノアはニューヨークへ赴くのだという。

さらに他の共演者に関しても「僕らはもう一度、一緒に働けるチャンスをずっと楽しみにしているんだ」と語り、『ザ・ピット』におけるERリユニオンの可能性を存分に匂わせた。

医療ドラマへ戻ったノア・ワイリー

再び医療ドラマへとカムバックを果たしたノアであるが、その感覚はどのようなものだったのだろうか。

ノアは「高校に戻るようなものさ。15年間演奏していなかった楽器を手にして、自分の指が未だに音符の位置を憶えていることに気づいたような感覚さ」と表現。続けて、「長い間、医療ドラマというものをやりたいとは思わなかった」と、長きにわたり演じ続けた医師役をもう一度演じることに葛藤があったことも吐露。そんなノアの心境を大きく変えたのが『ザ・ピット』だった。

「救急隊員たちに再びスポットライトを当てる良い機会だった。人々を旅へと連れ出し、病院や今日の医療に対する新たな視点を与えるための一種の手段のようなものさ」と本作を例えた。

『ER』のキャストが出演し、ノアとの再会を果たすことになるかはわからないが、もしも実現すれば、医療ドラマファンの胸が躍ることは間違いない。続報に期待したい。

『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』は、U-NEXTにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:People

 

Photo:Instagramアカウント@rkeyoharaiiiより