
海外ドラマ・映画で衝撃を与えるフルヌードシーン。しかし、それが本物なのか、巧妙に作られた偽物なのかは視聴者には判断しづらい。『ホワイト・ロータス』や『フェロー・トラベラーズ』などの話題作に出演した俳優たちが見せたヌードは果たして本物だったのだろうか? 7人まとめて紹介していこう。
目次
ジェイソン・アイザックス(『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』シーズン3)

マイク・ホワイトが手掛ける、高級リゾート「ホワイト・ロータス」で巻き起こる、ゲストや従業員の間の騒動を描く、エミー賞受賞の大人気シリーズ。
タイを舞台にしたシーズン3で、『ハリー・ポッター』シリーズのジェイソン・アイザックス演じるティモシーがローブ一枚の状態で家族の前でうっかり露出してしまうシーンが話題となった。しかし、実際に視聴者が目にしたものは本物ではなかったそうだ。
ドラマでジェイソンの子どもを演じるサム・ニヴォラ(『理想のふたり』)とサラ・キャサリン・フック(『クルーエル・インテンションズ』)が米TV Insiderの取材で「あれは本物ではなく、偽物だった」とコメント。偽物をつけて撮影することを楽しみにしていたというアイザックス本人は「デジタル処理されたもので、私はその日現場にすらいなかった」と冗談交じりに語っている。
『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』シーズン1~3はU-NEXTで独占配信中。
クーパー・コック(『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』)
15人以上を手にかけた殺人鬼を描き大ヒットした『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』に続くアンソロジーシリーズ。シーズン2では、両親を殺害した罪で1996年に有罪判決を受けたライル&エリック・メネンデス兄弟の事件に焦点を当てる。
クーパー・コック演じるエリックが、刑務所でシャワーを浴びるぼかしなしの全裸シーンが話題となったが、実はクーパー本人がヌードで挑んだことを明かしている。
米トーク番組に出演したクーパーが、司会者のアンディ・コーエンと映画で有名な全裸シーンを評価していた際、クーパーがアンディの言葉をさえぎりながら、「あと言っておくけど、僕のは人口装具じゃないよ」と発言。するとアンディが、「それが次の質問になるはずだったんだよ! おめでとう、クーパー! すごく恵まれているね」と反応。クーパーは、「ありがとう、かなりの巨根なんだ」とユーモアを交えながら返した。
Netflixシリーズ『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』は独占配信中。
フィン・ウィットロック(『ラチェッド』)
アカデミー賞主要5部門を独占した1975年の名作映画『カッコーの巣の上で』で強烈なインパクトを残した精神科病院の冷徹な看護師長ラチェッド。その誕生の秘密に迫るNetflixオリジナルシリーズ。
本作での役作りにあたり、フィン・ウィットロック(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)は偽物のフィッティングを経験。その際、映画『ブギーナイツ』のマーク・ウォールバーグを参考にしたと語っている。
「ライアン・マーフィーがそのプロセスを詳しく説明してくれた。遠くからのショットで上品に撮ると言われたが、実際にはほんの一瞬映る程度だった」と振り返る。「作られた鼻、手や首はつけたことがあるけど、これをやることになるとは思ってなかったよ」とコメントしている。
Netflixシリーズ『ラチェッド』は独占配信中。
ジョナサン・ベイリー(『フェロー・トラベラーズ』)

同性愛が禁じられた時代を生きた二人の男性の運命を描く『フェロー・トラベラーズ』でマット・ボマー(『ホワイトカラー』)と恋人役を演じたジョナサン・ベイリー。
トークショーの司会セス・マイヤーズがベッドシーンを話題にすると「“小道具”の選択に関わったの?」と質問。ジョナサンは「片手だけですね」と笑いながら答えた。さらに演じるキャラクターの外見は劇中で多くの変化があるものの、一つだけ変わらないものがあったと付け加えた。さらに、撮影現場には様々なサイズが用意されていたようで、「それぞれに個性がある」と振り返っている。
『フェロー・トラベラーズ』はParamount+(パラプラ)で独占配信中
テオ・ジェームズ(『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』シーズン2)

イタリアが舞台の『ホワイト・ロータス』シーズン2でフルヌードに見えるシーンを演じたテオ・ジェームズ。しかし、彼は『The Tonight Show(原題)』で「あれは偽物だった」と明言。
「制作チームに普通のサイズでと頼んだのに、ロバから盗んできたようなものだった。届いたのはハンマー並みの大きさだったんだ」と驚きを隠せなかったことを明かし、スタジオの笑いを誘った。
『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』シーズン1~3はU-NEXTで独占配信中。
セバスチャン・スタン(『パム&トミー』)

何年にもわたってタブロイド紙を沸かせたお騒がせカップルのパメラ・アンダーソンと彼女の元夫でロックバンド、モトリー・クルーのドラマーであるトミー・リーの波瀾万丈な結婚生活を描いた『パム&トミー』。
セバスチャン・スタン演じるトミーのあれが「喋る」という奇抜な演出が話題に。セバスチャンによれば、このシーンは「ロボティクス」と「人形操作」を組み合わせた特殊技術によるもので、実際には二人のスタッフが遠隔操作していたという。
『パム&トミー』Disney+(ディズニープラス)で独占配信中。
アダム・デモス(『セックス/ライフ』)
郊外で専業主婦として暮らすビリーを主人公に、元恋人ブラッドを忘れられない彼女が彼と再会し、結婚生活や夫との関係に大きな影響が及び始める展開を描くNetflixシリーズ『セックス/ライフ』。
そんな本シリーズで、ブラッド役のアダム・デモスのシャワーシーンがSNSで大きな話題に。その当初、真相を語らず、ショーランナーのステイシー・ルーカイザーも「ボディダブルを使用しなかったこと」は言及。しかし、その後The Daily Telegraphのインタビューで偽物を使用していたことを認めた。
「このシーンのおかげで、友人たちに永遠にからかわれることになったよ」と笑いながら振り返る。
Netflixシリーズ『セックス/ライフ』全2シーズンは独占配信中。
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Photo:『パム&トミー』Instagramアカウント@pamandtommyonhuluより 『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』Photograph by Fabio LovinoHBO Netflixシリーズ『セックス/ライフ』全2シーズンは独占配信中