世界中が待ち望んだ『プラダを着た悪魔』の続編がついに公開された。再び脚光を浴びるアン・ハサウェイの魅力をさらに深掘りするなら、近年のドラマ作品は必見だ。ドラマならではの彼女の圧倒的な演技力が光る、珠玉の4作をご紹介しよう。
-

アン・ハサウェイ主演『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』配信開始!
アン・ハサウェイと、『赤と白とロイヤルブルー』『シンデレラ』 …
『プラダを着た悪魔2』の興奮をドラマでも。アン・ハサウェイ出演の海外ドラマ
世界中のファッショニスタを熱狂させた前作から長い時を経て、ついに幕を開けた『プラダを着た悪魔2』。アンディ役で一躍トップスターとなったアン・ハサウェイが、再びあの世界観に戻ってきたことに胸を熱くしたファンも多いだろう。しかし、銀幕のスターとしての顔だけでなく、近年の彼女がテレビドラマというフィールドで、いかに深化を遂げているかをご存じだろうか? 映画の余韻に浸りながら、またはアンの別の一面を求めて。映画では描ききれない、彼女の底知れぬ表現力を堪能できる4つの傑作ドラマを紐解いていく。
『WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~』-カリスマの影で狂気を纏う

世界的なシェアオフィス企業WeWorkの劇的な興隆と転落を描いた実録ドラマ。アンは、カリスマ創業者アダム・ニューマンの妻、リベカを演じている。アダム役のジャレッド・レトー(『ダラス・バイヤーズクラブ』)との共演は、まさに演技派同士の真剣勝負。アンは、スピリチュアルな思想に傾倒しつつ、夫の野望を背後から、あるいは隣で増幅させるミステリアスな女性を完璧に体現した。

リベカは単なる成功者の妻ではない。彼女自身が抱く自己実現への渇望と、どこか浮世離れした選民意識が、物語に独特の緊張感をもたらしている。アンは、その優雅な立ち振る舞いの中に、時折ゾッとするような狂気を滲ませる。本作の製作総指揮も務めた彼女の情熱は、1話ごとに深まるリベカの孤独とエゴを見事に描き出した。スタートアップという現代の狂騒の中で、愛と野心が複雑に絡み合う姿は、視聴者の心を掴んで離さない。
『WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~』はApple TVで独占配信中。
\新規なら7日間無料!/
『モダン・ラブ』-アン・ハサウェイの心に刺さる繊細な演技と希望の物語

ニューヨーク・タイムズ紙の人気コラムを基にしたアンソロジー・ドラマ『モダン・ラブ』。アンはシーズン1の第3話「ありのままの私を受け入れて」に主演。演じたのは、双極性障害(躁うつ病)を抱えながら、法務担当として働くテリー。彼女が抱える病の波を、アンはミュージカルのような高揚感と、対照的な底知れぬ深い絶望の両端を使って鮮烈に演じきった。
躁状態にある時のテリーは、まるでミュージカル映画のヒロインのように輝き、スーパーマーケットですらステージに変えてしまう。しかし、その輝きが消えた瞬間に訪れる、ベッドから起き上がることすらできない鬱状態の重苦しさ。この極端な感情の起伏を、アンは一切の妥協なく表現している。自身の病を隠して愛を求める切なさと、最後に見せるわずかな希望の兆しは、多くの視聴者の涙を誘った。短編という限られた時間の中で、彼女の演技力が凝縮された一作だ。
『モダン・ラブ』はPrime Videoで独占配信中。
\新規なら30日間無料!/
『Solos ~ひとりひとりの回想録~』-独白で魅せる圧倒的な表現力

近未来を舞台に「人間としての繋がり」をテーマにした異色のアンソロジードラマで、アンが登場するのは第5話の「レア」。彼女が演じるのは、タイムトラベルの可能性を追求する天才科学者だ。舞台は狭い研究室のみ。アンは、過去や未来の自分と対話するかのように、膨大なセリフを紡いでいく。特殊効果や派手なアクションに頼ることなく、表情の変化、声のトーン、そして視線の動きだけで、科学者としての執念や、その裏に隠された個人的な悲哀を浮き彫りにする。アンの演技は、まるで舞台劇を観ているかのような密度を誇り、観る者をリアの思考の深淵へと引きずり込む。改めて彼女が、言葉の力だけで物語を牽引できる稀有な俳優であることを証明している。
『Solos ~ひとりひとりの回想録~』はPrime Videoで独占配信中。
\新規なら30日間無料!/
原点にして伝説のデビュー作『ゲット・リアル』
今でこそオスカー女優として君臨するアンだが、彼女の輝かしいキャリアの原点は、1999年に米FOXで放送されたドラマシリーズ『ゲット・リアル』にある。当時10代だったアンは、グリーン家の長女メーガン役で主演に抜擢。10代で親になったグリーン家族の葛藤をリアルに描いたこのドラマで、彼女は多感な時期の少女の揺れ動く感情を等身大で演じ、早くもその才能を世に知らしめた。
ちなみに、この作品には若き日のジェシー・アイゼンバーグ(『ソーシャル・ネットワーク』)やエリック・クリスチャン・オルセン(『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』)も出演しており、今となっては非常に豪華な共演作となっている。
『ゲット・リアル』は過去にムービーチャンネルで放映されていたが、現在は配信・DVDリリースもなし。どこかで配信され次第、当サイトでもお伝えしていきたい。
(海外ドラマNAVI)




