
Apple TV+の大ヒットシリーズ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』がシーズン4へ正式に更新決定! 主演のジェイソン・サダイキスらがカムバックする。
今、この世界に最も必要とされる作品
『テッド・ラッソ』は、アメリカの大学アメリカンフットボールのコーチであるテッド・ラッソが、突如としてイングランドのサッカークラブ「AFCリッチモンド」の監督に就任するところから始まる。サッカーの知識がほぼゼロの彼が、持ち前のポジティブさと独特の指導法でチームを立て直していく過程を描く。
2020年から3シーズンにわたって配信される中で、エミー賞61部門にノミネート、13部門で受賞、さらに最優秀コメディシリーズ賞を2年連続で受賞するなど視聴者から熱烈な支持を獲得。
シーズン3では、AFCリッチモンドがプレミアリーグで躍進し、テッドが息子のためにアメリカ・カンザスへ帰るという物語の締めくくりが描かれた。しかし、ファンから続編を望む声は絶えず、キャストや制作陣もシーズン継続についてさまざまな発言をしていた。この度、正式にシーズン4に更新されることが発表され、長らく議論されてきたシーズン4についての議論に終止符が打たれることになった。
シーズン4では主演のジェイソンのほか、ビアード・コーチ役のブレンダン・ハント、ロイ役のブレット・ゴールドスタイン、ビル・ローレンス(『シュリンキング 悩めるセラピスト』)らこれまでの製作陣が引き続き製作総指揮を務めるほか、ジャック・バーディット(『こんなのみんなイヤ!』『モダン・ファミリー』『サンタクローズ ザ・シリーズ』)が新たに参加。
キャストとしてカムバックするのは、ジェイソン、ブレットのほかレベッカ役ハンナ・ワディンガム、ヒギンズ役ジェレミー・スウィフトは契約が更新済みだと報じられている。ネイト役ニック・モハメッドも復帰を示唆しているほか、キーリー役ジュノー・テンプルは交渉を続けており、スケジュールの問題が契約の障害となっているが、関係者は合意に達する可能性が高いと見ている。現在のところ、ブレンダンには俳優としての契約は結ばれていないものの、すでに脚本チームとして執筆作業に取り組んでいるため特に懸念すべき状況ではないようだ。
Apple TV+の番組編成責任者は、「『テッド・ラッソ』は世界中の熱狂的なファンを生み出し、笑いと喜びを届け続け、優しさや思いやり、揺るぎない信念を広めてきた。この素晴らしい作品をジェイソンとその創造的な仲間たちと共に続けられることを大変嬉しく思う」と語った。
ワーナー・ブラザース・テレビジョングループの会長兼CEOは、「今、この世界に最も必要とされる作品があるとすれば、それは『テッド・ラッソ』だろう。我々は世界中の多くのファンと共に、新シーズンの発表を待ち望んでいた。この素晴らしいシリーズが戻ってくることを発表できるのは本当に喜ばしい」とコメントしている。
今、再び『テッド・ラッソ』の物語が動き出す。シーズン1〜3は、Apple TV+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:画像提供Apple TV+