現在、日本では待望の『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン4の配信が始まり、SNSを中心に大きな盛り上がりを見せている。しかし、その華やかな熱狂の裏で、本家アメリカの『バチェロレッテ』が、シリーズの歴史を揺るがす前代未聞の事態に直面しているのをご存知だろうか?
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重なるスキャンダル:『モルモン妻たちの秘密の私生活』から『バチェロレッテ』へ
事態を複雑にしているのは、テイラーが抱える「私生活のトラブル」と、彼女が出演する「別番組」との連鎖反応だ。
テイラーは、Huluのリアリティ番組『モルモン妻たちの秘密の私生活』のスターとして知られているが、2023年に当時の恋人ダコタ・モーテンソンとの間で激しい家庭内暴力(DV)事件を起こし、その生々しい映像が流出。このスキャンダルが尾を引く中、今年初めには再びモーテンソンとの間に新たなDV疑惑が表面化した。
この事態を重く見た制作側は、今年3月に『モルモン妻たちの秘密の私生活』シーズン5の撮影を無期限で中断。その負の連鎖は、彼女が運命の相手を探すはずの『バチェロレッテ』にも波及した。クリーンでロマンティックなイメージが求められるデート番組において、主演が暴力事件の当事者となることは致命的であり、ディズニー(ABC)幹部たちは、放送直前で「差し止め」という苦渋の決断を下したのだ。
ディズニー幹部が語る不透明な未来と、彼女の精神的ケア
5月1日、米メディアDeadlineが主催した「リアリティ・TV・サミット」の席上で、ディズニーのリアリティ番組部門責任者であるロブ・ミルズは、本作の現状について言及した。「それはまだ日々の状況次第であり、どうなるか注視している段階だ」と述べ、放送の目処が立っていないことを認めている。
現在、ミルズ率いるチームが最も重きを置いているのは、度重なる騒動の渦中にいるテイラーの心身の健康と、精神的な回復だという。先月、ソルトレイク郡地方検事局はテイラーに対する起訴を見送る方針を固めたが、彼女のシーズンが最終的に放送される可能性について、ミルズは「それは良い質問だ」と前置きしつつ、「個人的なレベルでは、まず彼女の生活と心が平穏を取り戻せているかを、しっかりと見守りたい」と述べるに留まった。
一方で、中断されていた『モルモン妻たちの秘密の私生活』の撮影はすでに再開されており、ディズニー側も、テイラーに準備が整い次第、現場に復帰することに前向きな姿勢を示している。今月初め、彼女は自身のソーシャルメディア上で、この過酷な苦境を生き抜いた心境を赤裸々に吐露した。
インスタグラムの投稿で、テイラーは「癒やしの過程には、直視しがたい醜い部分が必ずやってくる」と綴っている。「私のことを知る人なら、私が自分の過ちや欠点を認め、責任を取る人間だと分かってくれるはず。これも再生のプロセスの一部なのだ」
さらに彼女は、公の場で二度もスキャンダルに晒された惨状について、こう締めくくった。「この公的な惨状を経験することは、最終的に私の自由に対する代償だった。私は苦痛の中で膝をついて泣いたが、同時に感謝もしている。前には道がある。私は、決して抜け出すことができなかった特定の生き地獄から、永遠に解放されたのだ」
日本のファンがシーズン4の恋の行方を見守る一方で、本国アメリカでは「愛の物語」の舞台裏で起きた深刻な泥沼劇が、依然として番組の未来に暗い影を落としている。
『モルモン妻たちの秘密の私生活』シーズン1~4は日本ではディズニープラスで独占配信中。最新シーズンが始まったばかりの『バチェロレッテ・ジャパン』はPrime Videoで独占配信中!(海外ドラマNAVI)



