完結したと思われた『テッド・ラッソ』シーズン4が進行中!?

エミー賞で史上最多ノミネートを記録したApple TV+の人気コメディドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』。シーズン3で完結したと思われていた同シリーズのシーズン4が進行中だという。

 

メインキャストもカムバック!?

『テッド・ラッソ』は、アメリカの大学アメフトチームでコーチをしていたテッド・ラッソが、なぜかイギリスのプレミアリーグチームからの誘いで弱小サッカーチームを建て直す様子をユーモア満載で描き全米で絶大な人気を誇るコメディシリーズ。

2023年にシーズン3が終了した時点で、企画/製作総指揮/主演のジェイソン・サダイキスが「物語は完結した」と話していたが、今年に入りワーナー・ブラザース・テレビジョン・グループの会長兼CEOであるチャニング・ダンジーが「シーズン4に進むべきなのか」話し合っている、と明かしていた

Varietyによると、『テッド・ラッソ』は現在、メインキャストのカムバックとともにシーズン4更新に向けて進行中だという。ワーナーはすでに、オリジナルキャストのハンナ・ワディンガム(『フォールガイ』)、ブレット・ゴールドスタイン(『シュリンキング 悩めるセラピスト』)、ジェレミー・スウィフト(『ダウントン・アビー』)らの復帰に向けて話し合いをしており、さらにジェイソンも製作総指揮など、何らかの形で復活作に関わっていると見られている。

現段階で、上記の三名の名前がカムバックキャストとして挙げられているのは、彼らが英国のエクイティ・メンバーに所属する俳優たちであり、米国のSAG-AFTRAに所属するキャストとは異なる契約を結んでいるためだ。米国のキャストとの交渉はこれから行われるようだ。

ほかには、フィル・ダンスター(『UKコネクション』)、ブレンダン・ハント(『カジュアル』)、ニック・モハメッド(『反逆のネル』)、ジュノー・テンプル(『FARGO/ファーゴ』)らがレギュラー出演している。

ダンジーは、「フィナーレをご覧になった方は、必要であれば、再びドアを開けられる可能性が少しあるということがお分かりでしょう。まだ、ピリオドは打ちたくないんです。『テッド・ラッソ』への愛はあります。そしてApple側にも本作に対する熱意がまだあると思います。機会があれば、また新たな作品作りに飛び込んでみたいと思っています。常に会話は続いているのですが、正式なものではないです」と今年1月に語っていた。

『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』シーズン1~3は、Apple TV+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

 

 

Photo:『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』Apple TV+にて配信中