『デクスター』最新シリーズのデボラ再登場は?ジェニファー・カーペンターが語る

人気ドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』の新シリーズ『Dexter: Resurrection(原題)』の撮影が進められていることは当サイトでもお伝えした通り。その出演者が続々と発表される中、オリジナルキャストの一人であるデボラ・モーガン役のジェニファー・カーペンターが新シリーズについて語っている。米Peopleが報じた。

「やり終えたという感覚」

本作の主人公は、普段マイアミメトロ警察の血痕専門鑑識官として働くものの、実は殺人衝動を抱える連続殺人鬼のデクスター・モーガン。警官だった義父ハリーはデクスターが幼い頃のトラウマからその衝動を抑えられないと理解し、法の網を逃れた犯罪者たちをターゲットにするよう指導。そうやってデクスターは様々な凶悪犯罪者と対決することになる…という斬新なストーリーだ。

米Showtimeにて2006年から2013年まで8シーズンにわたって放送されたデクスターの物語は、2021年にミニシリーズの続編『デクスター:ニュー・ブラッド』として復活。そして、『~ニュー・ブラッド』直後から描かれるのが今回の新シリーズ『Dexter: Resurrection』だ。

この新たな作品のレギュラーとして、おなじみの顔ぶれが何人も戻ってくることが決まっている。シリーズ当初からデクスターを演じるマイケル・C・ホールのほか、本家に登場していたデクスターの義父ハリー・モーガン役のジェームズ・レマーとデクスターの同僚である殺人課刑事エンジェル・バティスタ役のデヴィッド・ザヤス、『~ニュー・ブラッド』に出てきたデクスターの息子ハリソン・モーガン役のジャック・アルコットも姿を見せる

そんな中、デクスターの義理の妹でマイアミメトロ警察刑事のデボラを演じたジェニファーも、本家と『~ニュー・ブラッド』に出演してきた。デクスター役のマイケルとともに三度シリーズに参加するのか、ファンにとっては気になるところだが、本人の発言を聞く限りその可能性はなさそうだ。

ハリソン・フォードとヘレン・ミレンが主演する西部劇ドラマ『イエローストーン』の前日譚『1923』のシーズン2に参加するジェニファーは、その関係で取材を受けた際に、『Dexter: Resurrection』に出演する予定はないと話している。

「今、自分がいる場所に集中しているの。あのシリーズに関しては、やり終えたという感覚だしね。もちろん誇りに思っているわ。みんなが素晴らしい時を過ごしてくれればいいと思う。ファンがあのシリーズをまだまだ味わえるのは喜ばしいことね」

『Dexter: Resurrection』にジェニファーが戻ってこないのは残念だが、『1923』でも保安官代理役と、デボラと同じく司法を司る役柄だそうなので、そちらもチェックしてみてはいかがだろうか。

ジェニファーが新キャストとして加わる『1923』シーズン2は、全米のParamount+では2月23日(日)解禁。日本ではシーズン1がU-NEXTで配信中。

一方、2025年夏リリース予定の『Dexter: Resurrection』は前述のキャストのほか、ユマ・サーマン(『パルプ・フィクション』『キル・ビル』シリーズ)、ピーター・ディンクレイジ『ゲーム・オブ・スローンズ』)、ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン(『リンカーン弁護士』)、カディア・サラフ(『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』)、ドミニク・フムザ(『ナース・ジャッキー』)、エミリア・スアレス(『UP! 幸せをつかまえよう』)が出演する。

『デクスター ~警察官は殺人鬼』全8シーズンと『デクスター:ニュー・ブラッド』はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米People米Deadline