人気アンソロジーシリーズ『TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ』の初代コンビ、マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンが新映像で再共演を果たした。ほかにも豪華俳優が登場している、この映像の内容や目的について紹介したい。
テキサス州を新たなハリウッドに!豪華スターが共演
「True To Texas」と題された映像でマシュー&ウディは、2014年にリリースされた『TRUE DETECTIVE』シーズン1でそれぞれが演じたキャラクター、ラスティン・“ラスト”・コール刑事とマーティン・ハート刑事を演じている。車に乗った二人は、テキサス州議会に州内での映画やTV番組製作に対して新たなインセンティブを設けるよう訴えた。この動画は、テキサス州の撮影招致を目的としているのだ。
「ハリウッドは同じことの繰り返しだからな」とグチるマシューの言葉に、「テキサス州の予算余剰のほんの一部で、この州を新しいハリウッドに変えられるぞ」と応えるウディ。すると、車の後部座席で手錠をかけられて座っているデニス・クエイド(『アート・オブ・モア 美と欲望の果て』『フォーティチュード/極寒の殺人鬼』)も会話に加わり、「テキサス州は次のハリウッドになるべきだ」と続ける。
そうしているとマシューが、映画の撮影セットにいるビリー・ボブ・ソーントン(『弁護士ビリー・マクブライド』『FARGO/ファーゴ』)から電話を受ける。続いて、今度はデニスにレネー・ゼルウィガー(『WHAT/IF 選択の連鎖』『ブリジット・ジョーンズ』シリーズ)から電話があり、故郷で撮影を始めることに興奮していると伝える展開に。そう、この動画に登場した5人は全員テキサス州出身(ビリー・ボブはアーカンソー州生まれだが、テキサス州でも育った)なのだ。
本映像は、『TRUE DETECTIVE』シリーズでクリエイターを担ったニック・ピゾラットが共同脚本・監督を務めており、重厚でシリアスな『TRUE DETECTIVE』のトーンを踏襲しながらも、セリフの所々にユーモアが散りばめられている。
米Varietyによると、先週テキサス州上院は同州を「世界の映画の都」にする目標を掲げ、テキサス州の映画奨励金制度を改定するために4億9800万ドル(約770億円)の予算を提出したと発表した。
近年はジョージア州やカナダのバンクーバー、チェコやハンガリーなど、映画やドラマ制作で税額控除が高い都市や国が、ハリウッド作品の撮影地に選ばれる傾向が強い。このトレンドにテキサス州も乗ることができるだろうか。今後の動向に注目しておきたい。
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Photo:『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』©2014 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.