マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に登場するワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)とヴィジョン(ポール・ベタニー)を主人公にしたシットコム風シリーズ『ワンダヴィジョン』。多くのファンを獲得しシーズン2を望む声があったにも関わらず更新が実現しなかった理由についてScreen Rantが伝えている。
マーベルはシーズン2を望んでいた?
それまで劇場公開の映画で展開してきたMCUをシリーズとしてDisney+に拡大した第1号作品として注目を集めた『ワンダヴィジョン』。MCU初シリーズというだけでなく、各年代を彩るシットコムを融合した作品としても画期的で高い評価を獲得したが、残念ながらシーズン2は制作されず。その理由についてこの度、意外な人物が口を開いた。
それは『アガサ・オール・アロング』でリリア役を演じたパティ・ルポーン。パティは『ワンダヴィジョン』と『アガサ・オール・アロング』でクリエイターを務めたジャック・シェイファーとの会話を振り返り、マーベルはシーズン2を望んでいたにも関わらずシェイファーが拒否したことを明かした。
「ジャック・シェイファーが私の控室に来て“パティ、リリアは死ぬことになる”って言ったの。“でも私はシーズン2もやりたかった…”って言ったら、“シーズン2はやらないの。『ワンダヴィジョン』でもシーズン2をやってほしいと思われていたけど、私はやらなかった。書くことが多すぎる”って言ってた。だから彼女は単発の作品をやりたいのね。でも私はいつかまた彼女と一緒に仕事ができるといいなと思ってる。だって彼女は魔法のような存在だから」
このパティのコメントを受けて、驚いたファンも少なくないだろう。もちろん、さまざまな要因が重なった結果であることは間違いないが、シーズン2が実現しなかった理由は、スタジオの判断やクリエイティブな方向性の問題ではなく、ショーランナー自身の選択によるものだった可能性があるようだ。
シーズン2へとつながる要素はいくつも用意されていたが、最終的にワンダの物語は『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の中で描かれることになった。マーベルとしては、別のショーランナーを起用してシーズン2を制作するという選択肢もあったかもしれない。しかし、オリジナルのショーランナーが関与しないことを理由に『ワンダヴィジョン』の物語を一区切りとしたのであれば、その決断には惜しさを感じずにはいられない。
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Photo:『ワンダヴィジョン』©2020 Marvel