ファンタジーやホラー、SFなどのジャンル作品を対象に、優れた作品に贈られるサターン賞。その授賞式を前に、受賞作品や候補作品が明かされたと米Varietyが伝えている。
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カーク船長役のウィリアム・シャトナー、一度も『スター・トレック』を見たことがない
先日90歳の誕生日を迎えたウィリアム・シャトナーは、SFシリーズの金字塔『スター・トレック』シリーズで長きにわたりジェームズ・T・カーク船長を演じてきたことで知られているが、彼はこれまで自身の代表作を見たことがないという。最近の米People誌のインタビューでその理由を明かしている。米Indie Wireが伝えた。 「…
人気SFシリーズが受賞。『フォールアウト』も
アメリカ現地時間2月2日(日)、第52回となるサターン賞授賞式がロサンゼルスのヒルトン・ユニバーサル・シティホテルで開催予定。今年は、1966年に始まった『スター・トレック/宇宙大作戦』のカーク船長役で一躍有名になり、SFファンを中心に絶大な支持を得る俳優ウィリアム・シャトナーに賞が贈られるほか、カリフォルニアで起きた山火事の救援のための募金活動も行われるという。
QRコードが用意され、現地での参加者のみならず、視聴者の寄付も可能になるという授賞式。「今年のサターン賞が、新型コロナウイルスの危機の後のように、私たちの活気あるコミュニティやジャンルの家族たちを祝う場になることを願っています。大変な時にこそ、古い仲間や新たな仲間と集うことが不可欠です。サターン賞はこれまでずっと単なる勝ち負けではない、それ以上のものでした。私たちが大切に思う映画や番組、人々を称えるものなのです」と、主催するSF、ファンタジー、ホラー・アカデミー会長のロバート・ホルギン氏およびアワードプロデューサーのブラッドリー・マーカス氏とケヴィン・マーカス氏は声明で述べている。
現在93歳のウィリアムが今回授与されるのは、業界において長年にわたり多大な功績を残した人物に贈られる生涯功労賞。さらに、公開から40周年を迎える『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、特定のジャンルでの功績を称えるジョージ・パル記念賞という特別賞を贈られる予定。ドク役のクリストファー・ロイドとロレイン役のリー・トンプソン、音楽担当のアラン・シルヴェストリ、脚本家兼プロデューサーのボブ・ゲイルが作品を代表して授賞式に出席するという。
さらに、Amazon Prime Video(アマゾンプライム)で配信中の『フォールアウト』のキャストとチームが、注目すべき作品に贈られるスポットライト賞に輝くことも明らかに。核による大災害から数世紀後の世界を舞台にしたビデオゲームの実写化作品として2024年4月にリリースされると大きな反響を呼んだ同作は、シーズン2への更新が決定済。今、SFファンが期待を寄せる作品の一つだ。
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参考元:米Variety