2024年も残すところあとわずかとなったが、今年もたくさんの俳優が海外ドラマ・映画でその存在感を発揮してきた。海外ドラマライター&編集部スタッフが選ぶ「2024年面白かったドラマ」に続き、本記事では今年アツかった俳優を紹介していこう。
目次
アンナ・サワイ(『SHOGUN 将軍』)
2024年に個人的にアツかった俳優は『SHOGUN 将軍』の演技でエミー賞ドラマ部門の主演女優賞に輝いたアンナ・サワイだ。ニュージーランド生まれで日系人のサワイは、日本に移住してアイドルグループFAKYのメンバーとして活動していたこともあり、英語と日本語を流暢に操るバイリンガル。香港とフィリピンで過ごしたこともあるサワイは、その多様な背景も強みの一つで、今後も国際的な作品への出演が増えていきそうだ。また、エミー賞に輝いた確かな演技力をもって、「アジア系俳優」という枠を超え、真にグローバルなスターとして成長していく可能性を秘めている。今後のさらなる活躍に期待したい。
『SHOGUN 将軍』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。
(ライターNami)
レベッカ・ファーガソン(『サイロ』)
演技、スタント、ダンス、歌、全てを兼ね備えたレベッカ。『グレイテスト・ショーマン』『MI』シリーズ『DUNE』から現在はApple TV+のドラマシリーズ『サイロ』に主演。来年以降もすでに4作品以上が決まっており、なんでもできる大注目の実力派だ。
『サイロ』AppleTV+で配信中。
(ライターErina Austen)
ニコラス・ガリツィン(『メアリー&ジョージ』『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』)
『シンデレラ』や『赤と白とロイヤルブルー』でじわじわきていたニコラス・ガリツィンが遂にその本気を見せたのが今年ではないでしょうか! 『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』ではアン・ハサウェイ、『メアリー&ジョージ 王の暗殺者』ではジュリアン・ムーアの側で存在感を発揮。大物女優の側で際立つその艶っぽさにまんまと胸をつかまれました。新たなポジションを確立したニコラスの来年の活躍にも期待大!
(ライターKanaKo)
キリアン・マーフィ(『オッペンハイマー』『ピーキー・ブラインダーズ』)
キリアン・マーフィが大躍進の1年だった。これまでも青い瞳、幅広い役柄と確かな演技力で魅力的な役者だったが、ノーラン監督の『オッペンハイマー』でアカデミー主演男優賞を受賞し、一躍時の人となった彼に胸熱。
(ライター名取由恵/Yoshie Natori)
エラ・パーネル(『フォールアウト』)
『フォールアウト』で核シェルター「Vault」の居住者ルーシーの無垢な少女から、たくましく成長していく姿に、ユーモアとチャーミングさを交えた演技が輝っていた。『フォールアウト』の大ヒットにより、今後の出演作も増えそう。雰囲気的にはエリザ・ドゥシュク味があるので、セクシーな役柄も似合うかも。
(ライター豹坂@櫻井宏充)
ジェレミー・アレン・ホワイト(『一流シェフのファミリーレストラン』『アイアンクロー』)
エミー賞を席巻した『一流シェフのファミリーレストラン』に主演し、自身もコメディ部門主演男優賞に輝いた、ジェレミー・アレン・ホワイト。ドラマ内でも鬼気迫る表情を随所に見せているジェレミーだが、2024年に公開された映画『アイアンクロー』での演技があまりにも素晴らしかった! 同作では、壮絶な運命を迎えるキャラクターを演じているわけだが、シェフとは一味違うワイルドな魅力を終始発揮している。熱い思いと影を携えた表情の数々は両作品に共通している点ではあるが、改めて彼の演技力の高さを見せつけられたのは言うまでもない。
『一流シェフのファミリーレストラン』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。
(ライターZash)
ポール・メスカル(『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』『ノーマル・ピープル』)
ポール・メスカルはここ数年で注目を集める俳優の一人だが、2024年はさらにその才能を示した飛躍の年だった。これまで『ノーマル・ピープル』や『Aftersun/アフターサン』など繊細な演技でファンを魅了してきたポールだが、今年は主演に大抜擢された巨匠リドリー・スコット監督の歴史大作『グラディエーター』の続編『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が公開された。キャリア初のアクション作品で新境地を開き、その圧倒的な存在感で名実ともにハリウッドスターの仲間入りを果たした。その躍進ぶりは止まることを知らず、サム・メンデス監督が手掛けるザ・ビートルズの伝記映画ではポール・マッカートニーを演じることが決定しており、俳優としてさらなる成長が期待される彼から、これからも目が離せない!
『ノーマル・ピープル』はPrime Video「スターチャンネルEX」にて配信中。
(編集部Sherry)
(ニコラス・アレクサンダー・チャベス『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』『グロテスク』)
両親を殺害した罪で1996年に有罪判決を受けたメネンデス兄弟の事件に焦点を当てた『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』で、兄のライルを演じたニコラス・アレクサンダー・チャベス。サイコパスっぷりを隠せない金持ちのボンボン息子が見事にはまり役で、こんな逸材今までどこに隠れてたの?と調べたところ、本作が実はまだ出演3作目。2021年にアメリカで60年以上続くソープオペラ(昼メロ)『General Hospital(原題)』のレギュラーキャストとして参加後、『モンスターズ』に大抜擢されていた。第82回ゴールデン・グローブ賞では弟のエリックを演じたクーパー・コックのみが主演男優賞(リミテッド/アンソロジー部門)にノミネートされているが、兄役として隣にニコラスがいたからこそ、と思いたい。ほかにも、本作を手掛けたライアン・マーフィーの最新ホラードラマ『グロテスク』にも神父役で出演しており、こちらも怪しさ満点でたまらない。
『モンスターズ:メネンデス兄弟の物語』はNetflixで配信中。『グロテスク』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。
(編集部AKN)
(海外ドラマNAVI)
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