2006年より8シーズンにわたって米Showtimeにて放送されたサイコ・サスペンスドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』。そのスピンオフとなる新シリーズについて最新情報が明らかになった。
トリニティ・キラーの生い立ちを描く前日譚
『デクスター』シリーズで、マイケル・C・ホール演じる主人公デクスターの敵の一人で、悪名高い連続殺人鬼トリニティ・キラーことアーサー・ミッチェル(ジョン・リスゴー)の生い立ちを描く前日譚シリーズは、2023年初めにShowtimeで検討段階であると発表されて以来、特に続報がない状態だった。
Deadlineによると、『デクスター』本家でショーランナー/製作総指揮を務めたクライド・フィリップスと、同じく『デクスター』で脚本を担当してきたスコット・レイノルズが共同クリエイター兼製作総指揮を務める「トリニティ・キラー」の前日譚スピンオフのプロジェクトは今年の春先に執筆が開始されていたという。
'Dexter' Trinity Killer Prequel Moving Along With Clyde Phillips & Scott Reynolds As Co-Creators; More Details Revealed https://t.co/Uc8sc0TqIr
— Deadline (@DEADLINE) December 23, 2024
フィリップスは、今月初めにニューヨークで行われた『デクスター』前日譚ドラマ『Dexter: Original Sin(原題)』のプロモーションの際に、トリニティ・キラーのスピンオフについて最新情報を語った。
「我々はトリニティ・キラー・シリーズをすべて書き上げた。今のところ、それは後回しになっている。ジョン・リスゴーは、彼のキャラクターの若い頃の声を担当してくれることになった。それにマイケルが出演する別のスピンオフ『Dexter: Resurrection(原題)』もあるし、『Original Sin』を撮影しながら書いていたから、かなり忙しいんだ。『Resurrection』は、今年1月から撮影を始めていて、2025年6月に放送する予定だよ」
フィリップスは、12月13日にアメリカで初公開された『Original Sin』と、高視聴率を記録した本家シリーズの続編『デクスター:ニュー・ブラッド』の続編にあたる『Resurrection』を手掛けながら、トリニティ・キラーの執筆も進めていたようだ。
スタジオ幹部は、「トリニティ」シリーズにコミットする前に、『Original Sin』がどうなるかを見て、デクスターの世界をさらに広げるかどうかを測っているようだが、今のところ心配する必要はなさそうだ。パラマウント・グローバルによれば、『Original Sin』第1話は放送開始後3日間で、Paramount+とShowtime全体で210万人の視聴者を記録。これは、Showtime史上最もストリーミングされたプレミアエピソードであるという。
「トリニティ・キラー」前日譚シリーズの詳細が明らかになり次第お伝えする。『デクスター ~警察官は殺人鬼』全8シーズンと、続編『デクスター:ニュー・ブラッド』はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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