『デクスター:ニュー・ブラッド』を見る前に...『デクスター』を1分でふりかえろう

2006年より8シーズンにわたって米Showtimeにて放送されたサイコ・サスペンスドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』。その10年後を描く続編『デクスター:ニュー・ブラッド』がついにHuluにて独占配信が開始! これを記念し、Hulu Japan公式YouTubeチャンネルでは、1分でおさらいが出来る『デクスター』シーズン1~8のダイジェスト映像が解禁。続編を見る前に、映像とともに本作を振り返ってみよう。

デクスター・モーガンとは?

マイアミ警察殺人課の血痕分析官デクスターは、法では裁けない凶悪犯人たちを一風変わった方法で殺し、記念に血のサンプルを集めるのが密かな趣味。ある日、死体から血を完全に抜き去ってばらばらにして捨てるという猟奇殺人が連続して起きる。幼い頃から血に異常な関心を持ち、時折抑え切れない殺意に駆られてしまうデクスターは、刑事だった養父から教え込まれた"ハリーの掟"を守りながら野放しになっている殺人鬼たちを成敗していくが――。

デクスターの苦悩

母親を目の前で殺されるという壮絶な過去を持つデクスターは、普通の人間とは違うことを子どもの頃から理解していた。そんなデクスターの唯一の理解者だったのが、養父のハリーだ。"捕まらないために"と叩き込まれた掟をずっと守ってきたものの、シリアル・キラーが生き分かれた実兄だと知ったことをきっかけにハリーが隠してきた秘密が次々と明らかに。今まで信じてきたことは一体何だったのか? その影響はデクスターの行動にも表れ、愛する人たちを危険に巻き込むことになるのだった。

デクスターの敵となった人物たちTOP3

毎シーズン登場するデクスターに近づく人物たち。特に印象に残ったキャラクターTOP3を振り返ってみよう。

1. アーサー・ミッチェル(トリニティ・キラー)

「同じ境遇の人物を、同じ場所で、同じ方法で殺す」この3パターンでの殺人を定期的に繰り返している連続殺人者。殺人者でありながら上手に本性を隠し、家族とともに平穏な暮らしをしているトリニティに友人として近づく。実の子どもたちを虐待していることを知り、これ以上野放しできないと判断したデクスター。逃亡を図っていた彼をギリギリで捕まえて殺害。しかし帰宅したデクスターを待っていたのはトリニティに殺された妻リタと、幼い頃の自分と同じく血の海の中で泣きじゃくる息子ハリソンだった...。

2. ルディ・クーパー(冷凍庫キラー)

死体から血を抜き、証拠を残さないという徹底ぶりで、同じくシリアル・キラーの顔を持つデクスターはすっかり魅了される。しかし、その正体はデクスターの生き別れた兄。養妹デボラを使って近づくも、最後はデクスター自身の手によって首を切られて殺され、世間的には自殺ということで事件は結末を迎えている。

3. トラヴィス・マーシャル(ドゥームズ・デイ・キラー)

「神からの命令」として、悪徳に満ちたこの世を終わらせるために、聖書のヨハネの黙示録の予言にしたがった連続殺人を行ったシリアル・キラー。その殺害現場も宗教的で、見る者の背筋を凍らせる。デクスターはトラヴィスを、彼が拠点として利用していた教会まで運び、過去の犯罪者たちと同様の手口で殺害する。その場にデボラがいるとも知らずに...。

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『デクスター:ニュー・ブラッド』はHuluで独占配信中。『デクスター』シーズン1~8も全話配信中。(海外ドラマNAVI)

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『デクスター』(c)2012 Showtime Networks Inc. All rights reserved. SHOWTIME and related marks are registered trademarks of Showtime Networks Inc., A CBS Company. (c)2012 CBS Studios Inc. CBS and related marks are trademarks of CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved. TM, (R) & (c) by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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