第76回エミー賞で史上最多18部門に輝いた米FXの『SHOGUN 将軍』。そのシーズン2&3について、同放送局のジョン・ランドグラフ社長が「別々の物語になる」と明かしている。
9月15日(日)にロサンゼルスにて行われた第76回エミー賞授 … 第76回エミー賞授賞式がロサンゼルスにて現地時間9月15日( …『SHOGUN 将軍』シーズン2を日本で撮影!?真田広之が語る
真田広之が日本人として初受賞!!『SHOGUN 将軍』最多18冠!第76回エミー賞授賞式
日本で撮影するのは難しい?
本シリーズはジェームズ・クラベルの小説を原作に、窮地に立たされた武将・吉井虎永と日本に漂着した英国人航海士のジョン・ブラックソーン(のちの按針)を中心に、“SHOGUN”の座を懸けて繰り広げられる陰謀や策略が壮大なスペクタクルで描かれる。
米Deadlineのインタビューに応じたランドグラフは、「シーズン2&3は別々の物語ですが、同じキャラクターたちが続けて語る物語の一部になります」と説明し、両シーズンが連続して撮影されることはないとも語った。「シーズン2、3は別々の物語です」と再び繰り返した社長は、「全部で3シーズンになるかどうか定かではありませんが、シリーズで描かれる歴史上の登場人物を見ていると、フィクションとはいえ、やはり3シーズンが妥当な数だと感じます」と付け加えている。
さらにシーズン2の進捗状況については、「前進していますよ。脚本が届き、アウトラインもでき始めています。どこで撮影するのか、以前とまったく同じ場所と方法で撮影するのか、それとも変更を加えるのかを検討中です」と答えている。
シーズン1の撮影はほとんどカナダで行われた。以前に主演・プロデューサーの真田広之は日本でのロケをほのめかしていたが、シーズン2で実現する可能性はあるのだろうか? その質問にランドグラフは、「ずっと日本で撮影したいと思っていたので、番組を日本で撮影する方法を懸命に考えました。ただ、舞台の規模と可能な製作の規模が少し違うので複雑です。ロケ地とそこで達成可能な規模と、番組の野心の規模を一致させるのに苦労しました。残念ながら中世の日本と城は、以前の形では残っていませんし、率直に言って、残っていたとしても本物の城で撮影はできませんからね」と回答。その発言から察するところ、シーズン2で日本ロケが実現する可能性は高くないようだ。
シーズン2には真田が主演・プロデューサーで続投する一方、そのほかに復帰するキャストは未定。新シーズンの概要なども含め、新情報の到着を待ちたい。
『SHOGUN 将軍』シーズン1はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline