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『ザ・ボーイズ』エリン・モリアーティ、難病との闘いを明かす

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『ザ・ボーイズ』のスターライト役で知られるエリン・モリアーティが、グレーブス病との闘病を公表した。「痛みを感じるときは、自分の体の声に耳を傾けてほしい」とファンに強く訴えかけている。

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エリン・モリアーティが語る「体の声」の重要性

エリンは自身のInstagramで、「自己免疫疾患は人それぞれ、そしてそれぞれの体で異なる現れ方をします」と語っている。「あなたの経験は私のものとは違うでしょうし、私の経験もあなたのものとは異なります。大きく違うかもしれないし、ほんの少ししか違わないかもしれません」と、病気の症状が多岐にわたることを示唆した。

グレーブス病とは?

クリーブランドクリニックによると、グレーブス病は甲状腺に影響を及ぼし、甲状腺ホルモンを過剰に分泌させる自己免疫疾患で、甲状腺機能亢進症の最も一般的な原因として知られている。特に女性や40歳未満の患者に多く見られる、非常に一般的な病気だそうだ。

症状は多岐にわたり、暑さに弱くなる、体重減少、手の震え、不整脈などが挙げられる。また、グレーブス病患者の三人に一人が発症するとされるグレーブス眼症では、眼球突出、光への過敏、目の圧迫感や刺激感といった症状が現れることがある。

治療せずに放置すると、心臓疾患や骨粗しょう症につながる可能性もあるため、早期の治療が重要とのこと。治療法には、ベータ遮断薬や抗甲状腺薬による薬物療法のほか、放射性ヨウ素治療や手術などがある。

「もっと早く気づけたはず」診断前の苦悩と診断後の光

エリンは、もし今までの不調をストレスや疲労のせいにしていなければ、もっと早く気づけたはずだと悔やむ。「1カ月前、グレーブス病と診断されました。治療を始めてから24時間以内に、再び光が差し込むのを感じました。それ以来、その光はどんどん強くなっています」と、診断後の劇的な変化を明かした。

そして、「もしあなたの光が、ほんの少しでも弱まっていると感じたら、ぜひ検査を受けてください。我慢して苦しみを乗り越えようとしないで。あなたには快適に過ごす価値があります。人生はそれだけでも十分大変なんですから」と、同じように苦しむ人々へメッセージを送った。

家族や共演者からの温かいエール

エリンのInstagramの投稿には、彼女が両親に送ったとされるメールのスクリーンショットも含まれていた。診断前、母親へ送られたと思われるメッセージには、「本気で言ってる。私は本当に、本当に救いが必要。今夜は吐き気がする。とても気分が悪くて、自分が自分じゃないみたいで、こんな状態で一生生きていけない。そんなに長くも無理。もう“普通”だと感じる瞬間なんて、5秒すらない。こんなことは今まで一度もなかった。ただの疲労じゃない――言葉にできない、全身からの助けを求める叫びで、どれだけこの状態でいられるかわからない」と、当時の壮絶な苦しみが綴られている。

一方、治療開始後、父親へ送られたメッセージには、「もうすでに全然違うって感じてる。今の一番の感想は”これが本来の自分の感覚なの?今まで損してた!”」とあり、病状が劇的に改善した様子がうかがえる。

エリンの告白に対し、コメント欄には業界の仲間たちから多くの応援メッセージが寄せられた。『ザ・ボーイズ』の共演者であるスーザン・ヘイワードや、監督のシャナ・スタインらは「回復への道を歩んでくれて本当にうれしい」と温かい言葉を贈っている。

『ザ・ボーイズ』シーズン1~4はPrime Videoで独占配信中(海外ドラマNAVI)

Photo:© Amazon Content Services LLC

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海外ドラマNAVI編集部

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