『グレイズ・アナトミー』のクリスティーナ・ヤン役や『キリング・イヴ/Killing Eve』のイヴ・ポラストリ役で知られるサンドラ・オー。これまで何度もエミー賞候補になりながらも受賞を逃してきた彼女が、ついに栄冠を手にした。米Deadlineが伝えている。
カナダから喜びを伝える
サンドラは『グレイズ・アナトミー』で2005年から5年連続で助演女優賞にノミネート。2018年から始まった『キリング・イヴ』では、全4シーズンで主演女優賞候補となった上、プロデューサーの一人として作品賞ノミネートにも名を連ねた。そのほかにも、人気バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のゲスト出演などで候補入りしている。
それでも一度も受賞していなかったが、この度、彼女が主演・製作を兼任した米Huluのテレビ映画『クイズ・レディー』が最優秀テレビ映画賞を獲得。サンドラもプロデューサーの一人として、通算14回目のノミネートにして初めてのエミー賞を贈られた。なお、サンドラ本人は別の作品のプロモーションでトロント映画祭に参加していたため、8日(日)にロサンゼルスで開催されたクリエイティブ・アーツ・エミー賞の授賞式には出ていなかったが、Instagramで喜びを綴っている。「なんてこと、『クイズ・レディー』がエミー賞で最優秀テレビ映画賞を受賞したわ! チームのみんな、大好きよ!」
同作は、二人の姉妹がクイズの才能を生かして、母親がこしらえたギャンブルの借金を返そうと奮闘するコメディ。サンドラのほかに、アウクワフィナ(『オーシャンズ8』)、ジェイソン・シュワルツマン(『FARGO/ファーゴ』)、ホーランド・テイラー(『ハーパー★ボーイズ』)、トニー・ヘイル(『Veep/ヴィープ』)、ウィル・フェレル(『俺たちニュースキャスター』シリーズ)などが出演する。
夏に受けたインタビューで、「私がこれまでにやってきた仕事の大半はドラマとコメディ要素が混じったものなの。でも『キリング・イヴ』はとても暗かったので、今はとにかく面白いものがやりたいの。人は一日の終わりには、得てして笑いたいものだと思うから」と語っていたサンドラ。演技部門でこそなかったものの、コメディ作品で初受賞を果たしたことは嬉しいのではないだろうか。
初受賞といえば、ベテラン女優のジェイミー・リー・カーティスも『一流シェフのファミリーレストラン』へのゲスト出演によって、エミー賞を初めて贈られた。2023年3月に『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞受賞と、この1年半で映画・テレビ界で最も権威のある賞を手にしているジェイミーは、「私って世界で最も幸運ね。19歳の時から俳優をやっていて、今は65歳。一時は7年間もヨーグルトを売って生活してたのよ。ここ数年、自分の創造的な生活が充実しているのを感じるわ」と語っている。
そのほかには、最多25ノミネートの『SHOGUN 将軍』がすでにそのうち14部門で受賞し、一年で最も多くの賞を獲得した作品に。これまでの最多記録は2008年にリミテッドシリーズの『ジョン・アダムズ』が成し遂げた13冠だった。日本時間の16日(月・祝)に行われるプライムタイム・エミー賞授賞式でその記録をさらにどこまで伸ばすのか気になるところだ。
サンドラの記念すべきエミー賞初受賞作『クイズ・レディー』は、Disney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
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