『ジョン・ウィック』監督の新たなアクションシリーズが決定！

『ジョン・ウィック』シリーズで知られる監督チャド・スタエルスキが米国作家ジョナサン・メイベリーの小説のシリーズ化を進めているとDeadlineが伝えている。

『ジョン・ウィック』キアヌ・リーヴス製作で続編ドラマシリーズが進行中！

キアヌ・リーヴスが主演する大ヒット映画『ジョン・ウィック』シリーズ。その第4作目『ジョン・ウィック：コンセクエンス』のその後が描かれるドラマシリーズが誕生することになった。米TV Lineが報じている。 キアヌ・リーヴス本人によってドラマ化 Lionsgateによって製作が進められているドラマ版の...

化学兵器をもつテロリストに対峙するチームを描く

『マトリックス』シリーズのスタントマンからキアヌ・リーヴス主演の痛快アクション『ジョン・ウィック』シリーズの監督になった異色の経歴の持ち主チャド・スタエルスキ。彼は自身の製作会社87Eleven Entertainmentの元、ベストセラー作家ジョナサン・メイベリーの「ジョー・レジャー」シリーズのシリーズ化の権利を獲得したという。

その名の通り、精神的に傷ついたボルチモアの刑事ジョー・レジャーを主人公とした全10作が揃う「ジョー・レジャー」シリーズ。最先端の化学兵器をもつテロリストに対峙するべく創設された軍事化学部と呼ばれる新たな特殊部隊を率いるため、政府に秘密裏にリクルートされたジョーは戦闘犬のゴースト、精鋭揃いのオペレーターチーム、そして謎多きミスター・チャーチからの援助をもって、他のチームでは阻止できない脅威に立ち向かっていく。

「ジョー・レジャーのシリーズを読むことが本当に大好きでした。陰謀やサスペンス、共感度の高い登場人物たちなどが揃った時代を超える壮大なアクションシリーズです」と話すスタエルスキ。「読むとすぐに映像化のポテンシャルを見ることができました。TVシリーズにするためにジョナサンと手を組むことにとてもワクワクしています」と意気込みを露わにした。

「チャドのキャリアはカメラの前後問わず、僕が見るのが大好きな分類を決定づけている」と話す原作者メイベリー。「僕たちは二人とも、ポップカルチャーオタクであると同時に生涯をかけた武術家でもある。ジョー・レジャーについて最初の話し合いをした時、彼が作品を読んだだけでなく、深く共感してキャラクターを理解しているのは明らかだった。ハリウッドでこんなにも似たような考えを持つ人と会ったことはない。彼は先見の明があるし、とても楽しい人。これこそが“ハリウッド・マジック”ってことなんだと思う」とスタエルスキを絶賛した。

『ジョン・ウィック』で映画史に残るアクションシリーズを築き上げたスタエルスキ。今度はシリーズで伝説を残すことになるかもしれない。

『ジョン・ウィック』シリーズは、U-NEXTにて配信中。（海外ドラマNAVI）