『グレイズ・アナトミー』シーズン21、あの人がカムバック！ショーランナーが明かす

米ABCの人気長寿医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』（以下『グレアナ』）シーズン21に、シーズン14で番組を去ったベン・ウォーレンが復帰することについて、ショーランナーが言及している。

復帰は楽な道のりではない

ジェイソン・ジョージ演じるベンは、『グレアナ』シーズン12～14までレギュラーとして登場し、その後はスピンオフドラマ『STATION 19』へ移り、シーズン1～7まで活躍した。

米Deadlineによると、麻酔科医から外科医、そして外科医から消防士へ転身したベンは、すぐに手術室へ戻るわけではないようだ。8月10日（土）に開催されたディズニーのファンイベント「D23」で、『グレアナ』20周年記念のパネルにショーランナーのメグ・マリニスが登壇。ベンのカムバックについて、「どのようにベンがチームに復帰するかは、見てのお楽しみです。彼にとって楽な道のりではないでしょうが、グレイスローン記念病院に彼が戻って来るのを楽しみにしています」と語った。

#GreysAnatomy showrunner Meg Marinis teases what to expect with Season 21 on September 26 #D23 pic.twitter.com/cbXUh9ZpZn

— Deadline Hollywood (@DEADLINE) August 10, 2024

『グレアナ』シーズン21にジェイソンがベン役でカムバックするとのニュースは、『STATION 19』の最終シーズンとなるシーズン7が5月に放送終了した後、まもなく発表された。フィナーレでは、ベンが消防ホースを吊るして聴診器を手に取るシーンが描かれ、ファンのなかには、『グレアナ』にベンがカムバックするシナリオを予測していた人も少なくなかったようだ。

また、『グレアナ』でベンはミランダ・ベイリー医師と結婚しているという設定で、本家にゲストとして頻繁に姿を見せていたため、彼のカムバックは理にかなっていると言えるだろう。

以前、ジェイソンはPeopleのインタビューで、古巣への復帰ついて次のように語っていた。「核であるベンとベイリーの家であろうとグレイのファミリーであろうと、それが我が家なんです。我が家に戻れて嬉しいですね。（製作総指揮でキャサリン・フォックス役の）デビー・アレンとメーガン（・マリヌス）にテキストメッセージを送って、“家に戻れて嬉しい”と伝えたのですが、デビーは“自分の居場所である家に帰らなきゃ”と言っていました。デビー・アレンはそういうことを言うから、僕も耳を傾けるんです」

さらにマリニスはD23でシーズン21について、「私は、最終回で登場人物を出来るだけ厄介な結末に結びつけるのが大好きなんです。これは、かなり上手くいったと思います」と発言し、クリフハンガーで終わったシーズン20最終話の続きから始まるだろうと示唆。「仕事を失った医師たちがいましたが、フィナーレが終わったところから、かなり近いところで（物語が）スタートします。その医師たちが仕事を取り戻せるのか、また、どうやって取り戻すのかを見ることになるでしょう」とも付け加えた。

『グレイズ・アナトミー』シーズン21は、米ABCにて9月26日（木）に放送開始。シーズン1～19はDisney+（ディズニープラス）にて配信中。（海外ドラマNAVI）