主演ドラマが打ち切られたジャレッド・パダレッキ、次回作が決定!

『炎のテキサス・レンジャー』のリブート版となる米CWの犯罪アクションドラマ『WALKER/ウォーカー』がシーズン4をもって打ち切られたことは当サイトでもお伝えした通り。同作で主演・製作総指揮を務めていたジャレッド・パダレッキ(『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』)の次回作が決定した。米Deadlineが報じている。

自身主演のスピンオフ制作の可能性も

ジャレッドが新たに参加するのは、アクションドラマ『ファイア・カントリー』。2022年に米CBSで始まったこの作品は、囚人であるボーディ・ドノヴァン(『SEAL Team/シール・チーム』のマックス・シエリオット)が刑期を短縮してもらうため、消防士とともに山火事の消火活動を行うというストーリー。2022~2023年シーズンにアメリカで最も見られた新作ドラマという称号を手にした同作は、現在モリーナ・バッカリン(『デッドプール』シリーズ)を主演としたスピンオフ『Sheriff Country(原題)』も進められている。『ファイア・カントリー』は本国アメリカで今年10月からシーズン3が放送されるのだが、その新シーズンに3話にわたってジャレッドが出演することが分かった。

彼の役柄は、地元の消防士で一匹狼タイプのキャムデン。ボーディの消防士としての資質をすぐさま見抜くキャラクターだという。なお、『ファイア・カントリー』へはあくまでゲストとしての出演だが、Deadlineによれば、ジャレッドが演じるキャムデンを主役とした新たなスピンオフが作られる可能性もあるようだ。

2000年スタートの『ギルモア・ガールズ』から20年以上にわたってほぼ休みなくドラマに出演し続けてきたジャレッド。今年5月の『WALKER』打ち切り発表から約3ヵ月で新しい仕事が決まったのは喜ばしい限りだが、翌6月に「かなり疲れた。24年間大好きで働いてきたTV業界の現状に少し幻滅している」と語っていた彼が次の仕事にどれくらい前向きになっているかは気になるところだ。

ジャレッドといえば、『SUPERNATURAL』で一緒に仕事をしたクリエイターのエリック・クリプキが現在手掛ける人気ドラマ『ザ・ボーイズ』最終シーズンへの出演をめぐって話し合っている最中。そちらも含めて、ジャレッドの今後の動向に注視したい。

『ファイア・カントリー』シーズン1はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

Photo:『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』© Warner Bros. Entertainment Inc.