『NCIS』ショーランナー死去。ギブス役マーク・ハーモンが追悼

2003年から続く長寿ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』を15年以上にわたって支えてきたジョージ・シェンクが82歳で死去。キャストが追悼の言葉を寄せている。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが伝えた。

15シーズン以上にわたって貢献いたプロフェッショナル

『NCIS』にシーズン1から関わり、脚本・製作・ショーランナーを兼任してきたシェンクが、今月3日(土)にロサンゼルスにある自宅で安らかに息を引き取った。家族や親しい友人だけが参加する形で内輪の葬儀が行われる予定だという。

肉親が20世紀FOXやMGMの重役だったこともあってか、自身もショービズ界に足を踏み入れることになったシェンク。彼が『NCIS』で手掛けたストーリーは50話近くに上り、2018年に放送されたシーズン16第9話「謎の共犯者」が最後に執筆したエピソードに。2016年には、それまでショーランナーを務めてきたゲイリー・グラスバーグの急死を受けて、長年の仕事上のパートナーであるフランク・カルデアとともにその後任に就任したが、2018年に現場を退いていた。『NCIS』のほかには、『ファンタジー・アイランド』『熱血探偵ハリー』『捜索救助隊 ザ・レスキュー』といったテレビ作品に携わった。

およそ20年にわたって『NCIS』にリロイ・ジェスロ・ギブス役として出演し、プロデューサーも兼任してきたマーク・ハーモンは、今回の訃報を受けて次のような声明を発表している。「ジョージが亡くなったなんて残念。ジョージとフランクのプロ精神と粘り強さは番組に新たな面をもたらした。彼らがもたらしてくれたチームワークに感謝している」

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』はシーズン22が米CBSにて10月14日(月)より放送される。シーズン1~20はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Hollywood Reporter米Deadline