『ヴェラ~信念の女警部~』最終シーズンが撮影終了!「感情的になっている」

英ITVにて2011年から10年以上続いてきた人気ミステリードラマ『ヴェラ~信念の女警部~』。その最終章となるシーズン14の撮影が終わったと、主演のブレンダ・ブレシンが明かしている。英Digital Spyが伝えた。

10年以上続いた長い旅路を終えて…

『シェトランド』『刑事マシュー・ヴェン 哀惜のうなり』の原作者でもあるアン・クリーヴスの人気小説シリーズをもとにしている本作。シリーズ11作目「The Dark Wives(原題)」が今年8月に出版されるなど今もストーリーは続いているが、ドラマ版で主人公の女警部ヴェラ・スタンホープを演じてきた78歳のブレンダが今年4月に降板を発表。本国で2025年に放送されるシーズン14をもって終了することが決まった。

ヴェラ~信念の女警部~

120分のエピソード2本で構成される最終シーズンの撮影は5月末から、ノーサンバーランドとイングランド北東部で行われていた。その撮影が終わったそうで、今月13日(土)にブレンダが「『ヴェラ』シーズン14の撮影を終えて家に戻った。疲れているし感情的になっているわ」とX(旧Twitter)に綴っている。

すると、その投稿に放送局のITVが反応。「ブレンダ、懸命に働いてくれてどうもありがとう。『ヴェラ』の最終章をお披露目するのが待ちきれない。まさに、一つの時代の終わりと言えるだろう」とコメントした。

ファンたちも次々にコメントを寄せ、「あなたのことも番組も好きだから、終わってしまうのが悲しい!」「最高のドラマの一つだから、最終章が放送される前にシーズン1から見返さないと」「あなたが演じてきたヴェラが見られなくなるのは残念だけど、これからは家族との時間を楽しんでね」などと、作品への愛を綴ったりブレンダを労ったりしている。

また、原作者のクリーヴスも撮影終了を報告。イングランド北東部タイン・アンド・ウィア州にあるサッカークラブ、ニューカッスル・ユナイテッドで番組終了を記念したパーティが行われたようで、同チームのスタジアムと、そのピッチを見下ろす場所でヴェラの人形が飾られた特製ケーキの画像がXにアップされた。「『ヴェラ』最後の撮影日には感情を揺さぶられた。私をチームの一員にしてくれたみんな、ありがとう。完璧な場所であるジョーディ(ニューカッスル地方のこと)で行われた撮影終了パーティにもに感謝してる」

最終シーズンにはヴェラ役のブレンダのほか、ジョー・アシュワース役のデヴィッド・レオン、ケニー・ロックハート役のジョン・モリソン、マーク・エドワーズ役のライリー・ジョーンズ、ポーラ・ベネット役のサラ・カミーラ・インピー、ステファニー・ダンカン役のリアノン・クレメンツも引き続き出演する。(海外ドラマNAVI)

参考元:英Digital Spy英Liverpool Echo英Express

Photo:『ヴェラ~信念の女警部~』© ITV Studios Limited 2015/© ITV Studios Limited 2022