イギリスの人気SFドラマシリーズ『ドクター・フー』で5代目ドクターを演じたピーター・デイヴィソンが、3シーズンで降板を決意した理由を語った。
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『ドクター・フー』15代ドクターが降板理由、新ドクターについて語る
人気SFドラマ『ドクター・フー』の15代目ドクターを演じたン …
「ドクター」のイメージ定着への懸念
1984年、3シーズンにわたる活躍の末に『ドクター・フー』を降板したピーター・デイヴィソン。5代目ドクターとして知られる彼が、なぜ4年目の続投オファーを断ったのか。その理由と、現在まで続く作品への愛着について、BFIサウスバンクで開催されたイベントで明かした。
現地で3月16日に発売されるBlu-rayセット「Doctor Who: The Collection: Season 21」のプロモーションイベントに登壇したピーターは、降板の最大の理由は「型にはめられることへの恐怖」だったと告白した。
「もともと3年で辞めると心に決めていた。そのタイミングで退路を断ち、次へ進むべきだと思ったのだ。3年なら、降板した後も世間は他の役柄で私を見てくれる。しかしそれ以上長く演じれば、人々から“彼はドクター・フーだ”という目で見られ続け、他の役を得ることが難しくなる。勇気を持って前へ進むべきだと考えた」
結果として、ピーターのこの賭けは成功した。降板後すぐに別の役を射止めたことで「ドクターの呪縛」を解くことができ、役者としての幅を示すことができたという。そのおかげで、皮肉にも彼はその後、迷うことなくシリーズに関連する企画へ復帰し続けることができたのである。
実際、ピーターは1993年のチャリティ特番を皮切りに、2007年の『Time Crash』、2022年のジョディ・ウィテカー降板エピソード、そして2023年の『Tales of the TARDIS』など、幾度となく5代目ドクターを再演している。
ピーターが「自らのキャリアを守るために一度は離れた」からこそ、今もなお新鮮な情熱を持ってドクターを演じ続けている事実は、作品にとってもファンにとっても幸運な結果となったと言えるだろう。
『ドクター・フー』の一部シーズンは、Prime Videoなどにて配信中。(海外ドラマNAVI)








