『美女と野獣』ルーク・エヴァンス、Amazon新作犯罪ドラマでエミリア・クラークらと共演

先日、『ゲーム・オブ・スローンズ』のエミリア・クラークの出演が明らかになっていたばかりのAmazon製作の犯罪ドラマ『Criminal(原題)』。豪華キャストが名を連ねる本作に、『ホビット』シリーズや『エイリアニスト』のルーク・エヴァンスが参加することがわかった。米Varietyが報じている。

 

アウトロー家出身の元軍人

ルークの出演が決まった『Criminal(原題)』は、同名のグラフィックノベルを映像化したものとなり、舞台は「犯罪物語の連動する世界」。

同グラフィックノベルは、コミック・アーティストで『キャプテン・アメリカ』や『バットマン』などを手掛けてきたエド・ブルベイカーとシーン・フィリップスによる作品。ブルベイカーは本作でジョーダン・ハーパー(『メンタリスト』)とともに共同ショーランナー兼製作総指揮を務め、フィリップスも製作総指揮に名を連ねている。

また、『キャプテン・マーベル』や『マスターズ・オブ・ザ・エアー』に携わってきたライアン・フレックとアンナ・ボーデンが最初の4エピソードを監督する。製作は、レジェンダリー・テレビジョンとアマゾンMGMスタジオが担当。

ルークはガス・ハルパー(『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』)演じるリッキーの兄で、伝説的なティーグ・ローリスを父に持つトレイシーに扮する。18歳の時にアウトロー生活を抜け軍隊へと進んだトレイシー。育った環境で得たアウトロー本能を厳しい軍の規律に入れ込むことで成功し、特殊部隊に配属され、秘密作戦とゲリラ戦の専門家として訓練を受けたという人物だ。

一方で、エミリア演じるマロリー役の公式説明は以下の通り。

「巧妙で大胆な武装強盗で、銃の扱いも機転も利く。リッキー(ガス・ハルパー)と強盗団の一員で、彼女たちはボニーとクライドのような情熱的な関係にある。マロリーは崖っぷちに立たされた女性で、法の裏側で生き、秘密を隠している」

エミリアとルークは、すでに発表されているチャーリー・ハナム(『ジェントルメン』)、リチャード・ジェンキンス『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』)、ジョン・ホークス(『トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー』)、アドリア・アルホナ(『キャシアン・アンドー』)、ローガン・ブラウニング(『親愛なる白人様』)、カディーム・ハーディソン(『月の園』)、パット・ヒーリー(『STATION 19』)、ガス・ハルパー(『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』)、マイケル・マンド(『ベター・コール・ソウル』)、マーヴィン・ジョーンズ三世(『ブラックライトニング』)、マイケル・エグザヴィエ(『シャザム!』)、ドミニク・バージェス(『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』)らとともに共演する。

ルークは『ホビット』シリーズなどの大作映画に加え、近年では『ナイン・パーフェクト・ストレンジャー』『ペンブルックシャー・マーダー 21年目の真実』『エイリアニスト:暗闇の天使』といったドラマシリーズでも活躍してきた。

(海外ドラマNAVI)

 

 

Photo:ルーク・エヴァンス© James Warren/Famous