リチャード・ジェンキンス、ウィンターソルジャーの生みの親が手掛けるAmazon新作犯罪ドラマに出演

二度のアカデミー賞ノミネートを誇るリチャード・ジェンキンスが米Amazonの新作クライムドラマに出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

グラフィックノベルの映像化

『Criminal(原題)』というタイトルの本作は、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーの生みの親として知られるエド・ブルーベイカーとアーティストのショーン・フィリップスが手がけ、数々のアイズナー賞を受賞したグラフィック小説をベースにした犯罪ストーリー。

リチャードは、レオの父親の親友で、レオにとって常に叔父のような存在であるアイヴァンを演じる。彼はかつて強盗や犯罪者だったが、現在は認知症を患っている。レオは彼の面倒を見ようとするが、それは自分の手に余る仕事であることに気づく。アイヴァン役以外のキャスティングは今のところ明かされていない。

パイロット版脚本を執筆したブルーベイカーは、犯罪小説作家ジョーダン・ハーパー(『メンタリスト』)と共同で製作。最初の4エピソードを監督するのはライアン・フレック(『アフェア 情事の行方』)とアンナ・ボーデン(『キャプテン・アメリカ』)。

輝かしいキャリアを持つリチャード・ジェンキンス

ハリウッドで最も需要のあるキャラクター俳優の一人であるリチャードは、キャリアを通じて80本以上の映画に出演してきた。『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)と『扉をたたく人』(2007)でアカデミー賞にノミネートされたほか、『ナイトメア・アリー』(2021)、『トマホーク ガンマンvs食人族』(2015)、『キャビン』(2011)、『俺たちステップ・ブラザース ―義兄弟―』(2008)、『食べて、祈って、恋をして』(2010)、『ジャッキー・コーガン』(2012)『アウトロー』(2012)、『ランナウェイ/逃亡者』(2012)、『アメリカの災難』(1996)、『イーストウィックの魔女たち』(1987)『スタンドアップ』(2005)、『バーン・アフター・リーディング』(2008)、『メリーに首ったけ』(1998)『ランダム・ハーツ』(1999)、『バーバー』(2001)などに出演。

2014年のリミテッドシリーズ『オリーヴ・キタリッジ』では、エミー賞主演男優賞に輝いており、5シーズン続いた『シックス・フィート・アンダー』でも高評価を得た。

また最近では、ライアン・マーフィー(『Glee/グリー』)の『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』に出演し、 この作品でゴールデングローブ賞とエミー賞の2部門にノミネートされた。

今後も本作のキャスティングなど、新たな情報が入り次第お届けしたい。

参考元:Deadline

(海外ドラマNAVI)

Photo:リチャード・ジェンキンス© Z18/FAMOUS