大人気ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のアンソニー・“トニー”・ディノッゾ役で知られるマイケル・ウェザリーが、その役作りで参考にした俳優を明かした。英Digital Spyが伝えている。
直前に『ダーク・エンジェル』で共演し…
マイケルは13シーズンにわたって人気を集めたトニーを作り上げるために、かつてSFアクション『ダーク・エンジェル』で共演したジェンセン・アクレス(『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』)をモデルにしたという。
2000年代初めにジェームズ・キャメロンが手掛けた『ダーク・エンジェル』の主人公は、暗殺者になるべく遺伝子操作され、訓練を受けた、特殊能力を持つ人間“ジェネティック”のマックス・ゲバラ。ジェシカ・アルバ(『ファンタスティック・フォー』シリーズ)がマックス役で主演し、マイケルはサイバージャーナリストのローガン・ケイルを演じていた。シーズン2では、マックスと同じくジェネティックで兄弟的存在のアレック・マクドウェル役でジェンセンも参戦した。
マイケルは新たに始まったポッドキャスト番組『NCIS: Off Duty(原題)』の中で、トニーを作り上げる際、直前の作品で共演したジェンセンを参考にしたことを明かしている。「彼は肩の力が抜けていてすごく自由だったから、“少し真似しようかな”って思ったんだ。僕は真似するのが苦手なんだけど、そんなこと問題なかった。だって、誰も僕がジェンセン・アクレスみたいにしてるって絶対に気がつかないだろうから」
ジェンセン以外にも様々な俳優を参考にするアイデアがあったそう。「こうしたアイデアの始まりは、ありとあらゆるケイリー・グラントの映画を見ている時だった。“彼は何をした?”“僕ならどうする?”って考えて、たくさんのことを活かそうとしたよ。トム・ハンクスとか『摩天楼を夢みて』のアレック・ボールドウィンとか…頭に思い浮かんだ人なら誰でも試してみるつもりだった。自分自身を楽しませるためもあるけど、一緒に仕事をしたことがある人みんなをかなり驚かせることになったと思う」
数年に及ぶそうした実験を経て、マイケルはトニーのキャラクターを確立することに。撮影前には鏡で自分の姿を見ることがないようにして役柄に入り込み、最初の2シーズンをかけて様々な要素を組み合わせて、明るくてお調子者だが、いざという時にはリーダーシップを発揮するトニーが出来上がったのだ。
『NCIS』新作スピンオフ『NCIS: Tony & Ziva(原題)』ではジヴァ・ダヴィード役のコート・デ・パブロとともにタイトルロールを務めることが決定しているマイケル。ヨーロッパを舞台にする本作は10話構成で、年内にブタペストで撮影開始予定。二人の再共演に注目が集まっている。
コートとともに製作総指揮も担当するスピンオフについて、「僕たちは何年間もこのストーリーについて話し合ってきた。そして今(ショーランナーの)ジョン・マクナマラとともに準備ができた」と製作発表後に話していたマイケル。「トニーとジヴァの世界では、愛、危険、涙や笑いが原動力になるアクション満載のジェットコースターを約束するよ」と自信を見せており、期待が高まる。
『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:英Digital Spy
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Photo:『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』© CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved.