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『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』サウロンとあのキャラの絆は特別!?キャストが語る

2025年6月15日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪

Amazon Prime Videoの超大作ドラマシリーズ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』で、サウロンことハルブランド役のチャーリー・ヴィッカーズとケレブリンボール卿役のチャールズ・エドワーズが、両キャラクターの特別な関係について語っている。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
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「すごく対等。まさにパートナー」

ピーター・ジャクソン監督による映画3部作の前日譚となる『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』は、中つ国の第二紀を舞台に、“力の指輪”が誕生するまでの壮大な物語を描く。シーズン2で、ハルブランド=サウロンは自身の正体を隠したままケレブリンボールに接近し、より偉大な作品を作るための知識と技術を提供する。その知識に魅了されたケレブリンボールはハルブランドの助言を受け入れ、力の指輪の原型となる作品の創造に踏み切り、気づかぬうちにハルブランドの支配下に置かれて利用されてしまう。

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪

米Varietyのインタビューにチャーリーとチャールズが応じ、そんな複雑な関係にあるハルブランドとケレブリンボールについて語った。

チャーリーは、「ケレブリンボールは、シーズン2で最大のチェスの駒です」と述べつつも、両キャラクターは対等な関係だと強調。「だけど、キングとポーンみたいな関係じゃなくて、すごく対等なんです。(チャールズに向かって)君が僕を必要としているのと同じくらい、僕もケレブリンボールを必要としていると思います。彼らは、まさにパートナーみたいなものなのです。だからこそ、演じるのがすごく楽しいんです」と説明している。

チャーリーはまた、「指輪物語」の原作者J・R・R・トールキンは、サウロンを単なる“悪役”ではなく、“中つ国のために良いことをしている”と信じて行動するキャラクターとして描いたことにも言及。その信念があるからこそ、サウロンの“人を操る力”には説得力が必要であり、彼を演じる上で誠実さが欠かせなかったと分析している。

一方のチャールズは、ケレブリンボールがサウロンの策略に簡単に翻弄されるようなキャラクターではないことを強調する。「典型的な操られる側の人間には見えないよう、かなり意識しました。ケレブリンボールは優れた能力が持ち、領主である彼は自分の領地にいます。彼が堕ちていくには少し時間がかかりますが、最終的には自分の野心が仇となって自滅してしまうんです」

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪

チャールズによれば、原作におけるケレブリンボールに関する記述はごくわずかだが、「彼は祖父フェアノールの技量を超えたいと密かに願っていた」という一文に注目し、ケレブリンボールという人物の核心となる野心とプライドを見出したという。その内なる欲求こそが、のちにサウロンに巧みに利用される“破滅の伏線”となる。だからこそチャールズは、シーズン1で彼の傲慢さや焦りといった兆しをさりげなく伏線として散りばめ、キャラクターに深みと説得力を持たせようとしたと話している。

二人は昨年夏のインタビューでも、ハルブランドとケレブリンボールの関係性について語ってくれていた。

シーズン2で悲劇的に命を落としたケレブリンボールの野心とプライドは、サウロンに利用された“破滅の伏線”として物語に深い影響を与え続けるに違いない。先月から撮影が始まったと言われるシーズン3では新たな波乱が待っていそうだ。

『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン1~2はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)で独占配信中。(海外ドラマNAVI)


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参考元:米Variety

Photo:『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』©Amazon MGM Studios

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海外ドラマNAVI編集部

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