人気ファンタジーシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚となる舞台版が、今夏イギリスで上演されることが明らかになった。タイトルは『Game of Thrones: The Mad King(原題)』。原作小説「氷と炎の歌」本編へと至る直前の時代を描き、物語の鍵を握る“狂王”エイリス・ターガリエン2世と、ロバート・バラシオンの反乱勃発までの数年間に焦点を当てる。
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『ゲーム・オブ・スローンズ』ジョン・スノウ後日譚、スターク家のあのキャラも出す形で再始動!?
米HBOの大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出てき …
おなじみの名家キャラが登場予定
本作は、名門劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーにより上演され、脚本はダンカン・マクミラン、演出はドミニク・クックが担当する。現時点でキャストは未発表だが、ターガリエン家、スターク家、ラニスター家、バラシオン家、マーテル家といったおなじみの名家の人物たちが登場する予定だ。
エアリス2世は、長年にわたる近親交配の影響で精神を病み、“マッド・キング(狂王)”と呼ばれるようになった人物。HBOドラマ版では、デヴィッド・リントールが回想シーンで同役を演じている。彼の統治下での暴政と精神崩壊は、ロバート・バラシオンによる反乱を招き、後に描かれる物語世界の礎を築いた。
エアリス2世は最終的に、自身の近衛騎士であるジェイミー・ラニスターによって討たれる。ターガリエン家としては、征服王エイゴン以来、鉄の玉座に就いた最後の王となった。
舞台の公式説明文では、こう語られている。
「長い冬がハレンの巨城で緩み、春の到来が約束される。馬上槍試合の前夜に開かれた豪奢な宴で、恋人たちは出会い、観衆は勝者を予想する。しかしその影で、血に飢えた冷酷な狂王の行動に不安を募らせた側近たちが、反逆の計画を密かに進めていた。遠くでは、戦の太鼓が鳴り響く」
このあらすじは、ロバートの反乱の前触れとなった「ハレンの城の馬上槍試合」を示唆しており、物語はさらにこう続く。
「家族の絆、古代の予言、そして神聖なる王位継承の血脈が、危険な権力闘争の中で試される。誰が生き残り、誰が台頭するのか。“戦争は、最も大義のある者ではなく、最も物語を語れる者が制する”」
チケット販売に関する詳細は、4月に発表される予定だ。原作者のジョージ・R・R・マーティンは、舞台化について次のようにコメントしている。
「『ゲーム・オブ・スローンズ』を書き始めたとき、これが本以外の形になるとは想像もしていませんでした。テレビシリーズ化も驚きでしたが、舞台作品になるとは思ってもみなかった。しかし演劇という場は、私と観客の想像力が直接出会える特別な空間です。そこから何か魔法のようなものが生まれることを、心から楽しみにしています」
『ゲーム・オブ・スローンズ』、スピンオフ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』と『ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダムズ』はU-NEXTで配信。(海外ドラマNAVI)





